夏山恋歌 2006-07-10 | 山の歌 流れる雲は 石楠花か 頬吹く風は 銀の笛 君登らずや 北穂高 すべての峰に 憩いあり 夏山恋うる つぶやきを 夕餉のあとに 母問いぬ 憂いを断てず 夜を寝ず 指先たどる 古き地図 許しを得れば 霧深き ケルンに恋の 石積まん 君語らずや 旅ごころ 雷鳥ひそむ 岳の辺に 早い年だとそろそろセミの初鳴きが聞かれる頃である。(もっとも山では既にエゾハルゼミが鳴いていたが) しかし、今年は日照不 . . . 本文を読む