2010・5・3 ダイジェスト版
表妙義「金洞山」ラウンド
*鷹戻しのスリル*
表妙義は、大きく白雲山、金鶏山、金洞山の3つの山塊からなる。
中之岳神社側からの金洞山をメインとする眺め。
展望よし、歩き応えよしのスリリングな稜線歩き ができる素晴らしい山だ。
もちろん、カモシカ・マイ100名山!!
しかしながら、毎年転落事故によって命を山に取られてしまうことも事実だ。
危険な箇所の連続なので、くれぐれも初心者は近づかないこと。
(石門巡りに留めた方がよい。)
前日登った荒船山とは、対照的な山である。
ダイジェスト版なので、さわりだけ。
朝のスタート。 水墨画の世界を思わせる雰囲気も漂う。
下から見上げてルートをイメージする。
石門めぐりだけならピクニック気分だが、
表妙義の難度の高い稜線歩きは 期待と共に緊張感が走る。
新緑が眩しく、清々しかった!
縦走においても、金洞山ラウンドにおいても 最大の難所はここ!
警告の看板
鷹戻し は手が放せず、さすがのカモシカもカメラを出せず。
現場の高度感あふれる<目も眩む>写真が撮れません。 残念!
上の写真は、鷹戻しの頭を 乗り越して東岳に向う簡単な短い方の下りの部分。
下り25m 2段のルンゼをまさに懸垂下降!
後続の登山者を下から撮影
表妙義の難所は
大キレットやジャンダルムにひけをとらないスリリングな面白さだ。
展望は いいよ!!
浅間山
白雲山、相馬岳、茨尾根の頭の縦走路を鷹戻しの頭から望む。
写真では切れている底から
2段の梯子と垂直に垂れた50mの鎖を垂壁登してくるわけである。
高度感があり、最も緊張する場所である。
写真の白い小さなプレートにはこう書かれている。
『スリップ注意 クサリを放すな!!』
クサリは滅多に触らないで登る私ですが、
槍・穂のようなホールドやスタンスが取り難い ガバの少ない独特の垂壁なので
鷹戻しだけは クサリを完全に放すわけにはいきません。 汗・・・。
確保してもらって登り、降りするパーティが多いが
私は ザイル確保なしのフリー登攀である。
ジャンダルムの直登より いやらしい感じはするものの
普通の尾根に鎖が垂れていることに変わりはない。
山慣れた方なら、慎重に通過すればフリーで十分対応できると思われます。
金鶏山及び石門めぐりのコースを俯瞰する。 絶景かな、絶景かな!
第4石門(石門ひろば)が、カモシカの足の左にはっきり見えている。
見晴台から 歩いてきたルートを辿って本日の山行を振り返る。
山歩きの楽しさと厳しさを同時に体感させてくれる
自然が創り出したフィールドアスレチック 妙義山!
表妙義の山行記録、詳細は いつか。
5月4日 帰路のひとコマに続く。
まさに、自然の中の大人のフィールドアスレチックですね。
その中でも、鷹戻しは、一番の難所。
さすがカモシカさんです。いつか挑戦出来たらいいですが。無理かな。
またまた怖い所に行かれていますね~。
鷹戻しは、怖くて行けません。
ザイルがあれば安心なのですが・・・ノーザイルは怖くって(汗;)
そうそう。妙義山は大人の遊び場かもしれません。
つばささんも「鷹戻し」挑戦してください。
怖いけどなんとかなるもんです。
フリクションでスタンスは使えるので、是非挑戦してみてください。
沼津のこんな記事ありました。
沼津から巣立った測量・地図技術者
http://www.jsokuryou.jp/PDF/200511/histo_17.pdf
登山隊が測量家だった時代
http://www.jsokuryou.jp/PDF/200510/histo_16.pdf
江戸時代末期 松代藩にも測量地図。
信濃教育博物館へ見に行きました。圧巻すごい! 伊能忠敬だけかと思ってたら萩藩などにも有ったのですね。国防や戦略のため正確な地図が必要だった。
http://www.jsokuryou.jp/PDF/200410/histo7.pdf
測量・地図歴史散歩 一覧
http://www.jsokuryou.jp/Corner/kikansi/special/sp_top.htm
ワンポイントごとなら、妙義かな。
でも、西岳は長いコースなんですよね。
甲乙付けがたし。 西岳は今年の狙いの一つです。