2010年 白馬岳紀行 <1日目 7/18>
白馬岳の魅力は何といっても、白馬大雪渓とお花畑であろう。
そして、白馬岳から派生する稜線の美しさにある。
今回は、雪倉・朝日岳との絡みで周ろうと計画したが、
17日の天気がすっきりしないので様子見をしたため、短縮プランとなった。
また、19日の天気予報からして恒例の不帰キレット~唐松岳はパスして、
小蓮華山、白馬大池を巡るコースに変更した。
結果的に、美しい稜線歩きとすっきりした展望満喫できた山行となった。
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それでは、1日目の行程を振り返ってみよう。
猿倉から白馬尻への登り
白馬尻にて
「おつかれさん! ようこそ大雪渓へ」の昔からの岩の大看板が迎えてくれる。
ここからが、大雪渓の登りとなる。
暑さ知らずの爽快な登りです!
もう何回登ったであろう大雪渓。 いつも青空と一緒である。
↑ 白馬尻の下部から見上げる。 ↑ 大雪渓中間部付近
大雪渓を登る登山者
大雪渓の下方を振り返る。
さんちゃんが登ってくる。この真後ろにあっちゃんが続く。
<山頂で二人の写真あり>
この日、山頂まで同じペースでほぼ一緒に歩いた。
白馬大雪渓
奥のほうに葱平<ねぶかっぴら>が見えている。
まだまだ延々登っていくのだ。
しかし、約2時間の行程も天然クーラーは、ひんやりして苦にならない。
真夏でも豊富な残雪の中を登る醍醐味は、白馬岳登山の大きな魅力のひとつだ。
葱平<ねぶかっぴら>手前から、下方を振り返る。
晴天でも雪渓の上には、ガスが出ることが多い。
葱平<ねぶかっぴら>で休憩する登山者。
高山植物の花々の中を 小雪渓に向って急登していく。
小雪渓のトラバース。
小雪渓の途中で稜線を見上げた。 斜面が冷気に包まれているのが分かる。
小雪渓が終わると 「お花畑」の始まりだ。
新緑と青空と残雪と色とりどりの花々! 花の白馬岳のハイライト・コースだ♪
自然と歌でも歌いたくなるような雰囲気だ。
ミヤマキンポウゲが斜面を埋め尽くす。
ミヤマキンポウゲ・・・・・瑞々しくまさに旬の見頃♪
ミヤマダイコンソウとミヤマオダマキのコラボ
ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲのコラボ
この他 イブキジャコウソウやミヤマクワガタ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ
ウルップソウ、ハクサンフウロ、チングルマ、シコタンソウシロウマタンポポなど
アルプスの代表選手たちの咲きっぷりを愛でながら 明るい登山道を登る。
(クルマユリやウサギギクなど盛夏の花はこれから)
おや、このショッキングピンクのウエアの方! そうです、ミカエルさんです♪
いつものコアラッチさんと一緒に白馬に登っていたのです。
思いがけないバッタリがあったのでした。
白馬岳山頂にて
千晴とカモシカ
あっちゃんとさんちゃん
もうすぐゴールイン! おめでとう!
とっても爽やかで 羨ましいお二人でした。
1日目は、青空も束の間。 ガスが上がってきました。
360度の展望をゆっくり楽しむのは、2日目の楽しみにとっておきましょう。
白馬岳の一番高い所でバンザイ!
切り立った絶壁の下を覗いてみましょう。
高度感が分かるかなぁ~? ガスが上がってくると分かんないよね。
明日歩く稜線を眺め、歩いていく自分をイメージしてみる。
村営山荘裏のテン場
丸山に登って 夕陽に染まる空を待つ登山者たち
出逢った花たち ~パートⅠ
サンカヨウ ?
キヌガサソウ
ミヤマキンポウゲ ?
ミヤマキンポウゲ ハクサンフウロ
コイワカガミ ハクサンイチゲ
雪渓とミヤマキンポウゲ ショウジョウバカマ
シナノキンバイ ?
ウルップソウ
ミヤマオダマキ
オヤマノエンドウ ヨツバシオガマ
タカネツメクサ タカネヤハズハハコ
7月19日 山行2日目に続く。