輝く上高地、 秋悠々
10月13日、山行最終日。 輝く大ピーカンの朝であった!
徳沢のテン場から、明神・前穂がこれほどまでにクリアに隅々まで見渡せるのは
そうそうあることではない。
明神岳Ⅰ峰~Ⅳ峰アップで。
前穂Ⅰ峰~Ⅲ峰アップで。
さて、この木? 覚えていますか?
10月10日には、黄葉真っ盛りの見頃だったカツラの大木です!
12日には、横尾大橋のカツラも完全落葉。
13日の朝、ここ徳沢のカツラの大木も完全落葉!
前記事で、この角度からの写真を掲載してありましたね。
↑ 比較してみてください。 <クリック>
<10月10日のカツラ黄葉>
11日は稜線にいたので、観察は出来ませんでしたが、
それを含めても僅か2日間のうちに全く別の木の印象です。
桜でさえ、名残花が幾つかあるものですが
カツラの黄葉の見頃から、完全落葉まで僅かの期間での落差の大きいこと!
紅葉の見頃は、短いとは頭では理解していましたが、
入山して、下山するまでのこの短い時間の中で
自然の大きな営みを目の当たりにすることとなった。
カツラの大木の根元には、落葉した丸い葉っぱが霜に凍えていた。
さて、梓川沿いに沿ってゆっくり、ゆっくり進みます。
上高地から横尾までの遊歩道は、往路の場合は稜線目指して
復路の場合は稜線から一気に家路につくために飛ばしに飛ばす所ですが、
今回はバスの時間を気にすることもなく、半ば時間無制限のお散歩です。
右手にこんな眺めを楽しみながら、ゆるゆると歩きます。
写真は2枚ですが、左右部分をくっつけて見てください。
右半分:前穂方面
左半分:明神岳
歩いてきた徳沢方面を振り返る。
梓川上流部に見える山々も青空に映えてクリアに見える。
左手、樹林帯には
でっかいトチノキの葉っぱが目を引く。
見上げれば緑~黄葉への ~ing。
明神岳がこんな形に見え始めると明神も近い。
梓川を振り返る。
吸い込まれそうなこの眺めに感動し、しばし佇む。
もうすぐ見頃に向けて、現在進行形のカエデ。
周囲の自然と心で対話しながら、ゆったり歩く。
程なく明神到着。
明神館の前は、登山者や観光客で賑わっていた。
明神館から望む明神岳!
明神館前を彩るカンボクの赤い実!
青空に宝石のように輝いていた! 思わず何回もシャッターを切る。
この時期にしか見られない旬の輝き!
「秋悠々、輝く上高地 (B)」 につづく。
再発見、上高地! 乞うご期待!
本当に、あっという間に落ちてしまっていますね。
私は、秋晴れのなか、金時山に登りました。
カモシカさんの歩いた足柄駅からです。
富士山がくっきりみえました。
紅葉の見ごろは短いものですね。
1年で一番美しい紅葉の季節が終われば
後は半年以上も白銀の世界ですね。
紅葉が終わるとクリスマスも正月も飛び越して
早く春にならないかな~と
稜線から下山してきて、びっくりしましたよ。
紅葉、黄葉の輝きは一瞬ですね!
>カモシカさんの歩いた足柄駅からです。
富士山がくっきりみえました。
足柄古道を金時へですね!
小春日和のいいときに登りましたね。
花火や桜と同じで、一瞬の輝きを放つ美学ですね!
>後は半年以上も白銀の世界ですね。
山は容易に人を寄せ付けない厳しくもまた美しい世界となります。
>早く春にならないかな~と
やはり、レディーにはお花が楽しみかな。