白馬岳~小蓮華山
~白馬大池etc.
猿倉を出発してしばらくすると、今回の登山対象の山「白馬岳」
「小蓮華山」が見えてくる。
程なく、白馬尻小屋に至る。
しかし、白馬尻から望む大雪渓の様子が例年とは大きく異なっていた。
今年は北アルプスで残雪が極端に少ない年となっているが、白馬大雪渓も例外ではない。
上の写真は、白馬尻小屋脇からの撮影だが、ガレ、岩の間を雪解けの流水が勢いよく流れている。
いつもは、小屋の脇まで大雪渓の雪原の延長が延びているのだが。。。。。
因って、秋道を延々と登らせられることとなる。
例年なら、このど真ん中を雪渓のスプーンカットに足を置いて 涼を楽しみながら登っているのだが、。。。。
通常の大雪渓ルートの半分以上を秋道ルートを歩かせられた。
無理して雪のある所に踏み込むのは、危険極まりない状況だ。
上部残り1/3くらいのポイントから、ようやく大雪渓歩きとなる。
それにしても例年より雪の量が少ないぞ。
クレバスが口を開けたり、下が空洞化したスノーブリッジが待っている。
とりあえず、大雪渓にて。
短い大雪渓歩きと雪の少なさに 白馬岳登山のメインルートが物足りなく感じられた。
この上、葱平を登った先にある小雪渓の斜面をトラバースするのが例年だが、
今年は、小雪渓そのものが既に消滅していて、ここも迂回させられた。
ここまでは、「看板に偽りあり」みたいな感じで 爽快感がいつもの半減。
☆本来の大雪渓の様子は、拙ブログ過去記事<複数年UP>を参照して下さい☆
しかし、お花畑が始まる辺りから 青空と目の覚めるような緑の中を登るのは楽しい♪
さわやかな夏山♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
お花畑が続く♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
早くも秋のムラサキ系の花が多い。
黄色のミヤマキオンと青紫はミヤマトリカブト
ミヤマトリカブトの大群落がかなりの面積を占有している。
ミヤマトリカブト
ミヤマキオン
ミヤマアキノキリンソウ
イワギキョウ
ミヤマダイモンジソウ
杓子岳をバックに
杓子岳と白馬鑓ヶ岳
杓子岳と白馬鑓ヶ岳をバックにお花畑の登山道を登っていく。
このルートから杓子岳と白馬鑓ヶ岳を振り返り見ながら登るのが、お気に入り♪
杓子岳と白馬鑓ヶ岳と村営白馬頂上宿舎
稜線に飛び出すと、立山、剱岳、毛勝三山が目に飛び込んでくる!
立山連峰と剱岳にズームイン!(手前、丸岳)
旭岳
杓子岳と白馬鑓ヶ岳をバックに。
今夏も快晴の白馬岳山頂♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
このタイミングでは360度の展望!(まもなく雲に隠されるが)
笑顔のステキな山ガールに囲まれた千晴♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
白馬岳山頂から、小蓮華山に続く稜線を望む。
旭岳方面 (毛勝三山が雲の中へ・・・)
白馬山荘と杓子岳と白馬鑓ヶ岳方面を望む。
杓子岳にズームイン!
鹿島槍も湧き上がってきた雲の中にまたたく間に消えた。
立山、剱岳も見えなくなった。
信州側は、完全に真っ白い雲海となった。
しばらく山頂で粘ってみたが、回復しそうにないので下る。
その途中、山ガールたちの質問に答える。Q「この花、な~に?」
「これは、トウヤクリンドウだよ。」
初秋の花が山頂周辺に多く咲いていた。
山荘のテラスにて。
さっさと夕食を終え、日没直前に稜線の雲が取れ、展望が回復してきた風景をのんびり眺める。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳
山頂では雲隠れしてしまった立山・剱岳も雲海の上に姿を現した。
剱岳、いいね~!
明日も、素晴らしい山岳展望を見せてくれ。
小蓮華山へは、稜線美の雲上散歩だ♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
山行2日目に続く。
↑ これは、おまけ。杓子岳から白馬岳のスケッチ画。
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