ANAホテルの「真実」と
安倍総理の「虚偽答弁」
ホテルの書面ないと「首相は負け」
元裁判官が見る答弁
2/18(火) 15:59配信
「桜を見る会」の前日に開かれた夕食会をめぐり、安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で野党から、会場となったホテルへの照会結果を書面で示すよう求められた。野党がメールで回答されたホテルの見解を書面として突きつける一方、首相は電話で聞いたとする内容を口頭で答えて否定したからだ。首相の答弁姿勢について、元民事裁判官の森野俊彦弁護士が朝日新聞の取材に電話で応じた。
〈元福岡高裁部総括判事の森野弁護士の話〉 ホテル側から辻元清美氏への書面での回答が示された。首相であろうが自民党総裁であろうが、口頭で反論するだけでは、辻元氏の照会の信用性を覆せない。辻元氏とホテル側のやりとりについて、安倍晋三首相が改めてホテル側に書面で回答をもらい反論する必要がある。
それが一般的な法の世界での事実認定のルールだ。
首相は(事務所がホテル側から)電話で聞き取ったと答弁し、辻元氏への回答を「あくまで一般論」と退けたが、主張の仕方として不十分だ。裁判で事実認定を争う状況だったら、首相は負ける。
うやむやにしようとする首相の姿勢は、森友・加計(かけ)学園問題でも同じだった。
裁判で勝ち負けを争って、首相が政治的な不利益を被ることもないので、
今回も水掛け論に終始させよう、という態度がありありと見える。
安倍首相答弁を全面否定
ANAホテル、あっぱれ!
2/18(火) 20:05配信
《ANAホテルが最高すぎる。政府に忖度せず正しい態度を貫いた。好感度がグッと上がった》
《ANAホテル素晴らしい\(^o^)/ ANAホテル最高\(^o^)/》
いまツイッター上ではANAインターコンチネンタルホテル東京(東京・赤坂)への称賛の声が高まっている。ことの発端は2月17日、衆議院予算委員会での立憲民主党の辻元清美議員(59)の質問だった。
かねてから「桜を見る会」の“前夜祭”において、「明細書は貰っていない。会費は参加者ひとりひとりが支払いそのままホテルに渡った。ホテル側があて名が空欄の領収書を発行した」と主張してきた安倍晋三首相(65)。
だが、「桜を見る会」前夜祭が3回にわたって開催されたANAホテルに辻元議員が問い合わせたところ、「(2013年以降の7年間)見積書や明細書を主催者側に発行しないケースはなかった」「代金は主催者からまとめてお支払いいただく」「あて名が空欄の領収書の発行をすることはない」などと、これまでの安倍首相の答弁とは真っ向から否定する返答があったという。
辻元議員の求めに応じ、国会の休憩中にANAホテル側に確認したという安倍首相は「事務所がホテルに確認したところ、辻元議員にはあくまで一般論で答えたもの。個別の案件については“営業の秘密”に関わるため、含まれていないとのことだった」と、例外がある旨を主張したのだが……。
その後のマスコミ各社の問い合わせに対し、ANAホテルは「“営業の秘密”と申し上げた事実はない」「一般論として答えたと説明したが、例外があったとはお答えしていない」と首相の答弁を否定してしまったのだ。これに対して冒頭のように賞賛の声が相次いだ。さらに、18日のお昼前、朝日新聞が、匿名の自民党幹部が「ANAホテルもう使わない」と語ったことが報じると……。
《みんなANAホテルを使うおう!》
《自民党の逆恨みが酷い。最初から嘘つくなってことだ》
ホテルへの応援コメントと自民党を非難する声であふれた。「ANAホテル」はツイッターのトレンドワード入りしたが、一方でこんな声も……。
《ただ真実をありのままに語っただけで、これだけ毀誉褒貶があるというのが異常。本来なら当たり前のことなのだから。いかに日本がおかしくなっているかがわかる》
第2次安倍政権になって、首相の発言にあわせて、公文書が書き換えられたり、証言者が口をつぐんだり、閣僚や官僚がおかしな日本語を話したりする姿を、我々国民はあまりにも頻繁に目撃させられてきた。
“正直に答える”、そんな当たり前のことを称賛せずにはいられないほどに、この国の常識は壊されてしまったのかもしれない。
刑事コロンボ;
穿った見方をすると 安倍総理の言う「営業の秘密」とは
ホテル側のことではなく
自分が主催した「桜を見る会」に於けるヤバイ秘密に関わることだから!
という深層心理が働いた その場しのぎの言葉だったのかな(笑)
募集はしてない、募っただけだとか
ホテルと合意はしたが、契約はしてないとか
安倍論理を是としたら、 以下の悪事も正当化してまかり通ってしまう。
電車の中で、「触った」けど 「痴漢」はしてない。
総理大臣として いかがなものか?
「桜」問題での国会答弁を是としたら、
日本中で 電車の中で、「触った」けど 「痴漢」はしてないという
間違った論法が 拡大してしまいますよ。
鉄道公安からも「桜」問題の国会答弁について 迷惑なことだと言われますよ。
要は、もうウソのデコレーションは 止めましょうよ。
自分が主催して募集した、安倍事務所がホテルと契約した
国民の税金を使いまくって 選挙の支持固めをしたのが
「桜を見る会」です!
真実を述べれば、簡単なことではないですか!
参考:
安倍晋三首相が抱える「桜を見る会」前夜祭の会計をめぐり、13年から3回会を開いた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」が、立憲民主党の辻元清美幹事長代行の問い合わせに、首相の主張と矛盾する内容の回答を書面で寄せていたことが17日、分かった。辻元氏が同日の衆院予算委員会で指摘した。
広報担当の回答では、見積書や明細書を主催者に発行しないケースはなく、手書きで宛名が空欄の領収書も、発行しないと説明。参加者個人から会費形式で代金を受け取ることもないとしている。いずれも首相の主張と正反対の内容で、政治家や政治家関連の団体でも対応を変えたことは「ございません」と記されていた。
辻元氏は午前の質疑で、午後までに矛盾を調べるよう要請。首相はこわばった表情で応じたが、午後に質問に立った小川淳也氏に「あくまで『一般論』で答えたとのことだった。個別の案件は営業の秘密にかかわり回答に含まれていない」と、事務所を通じてホテル側が回答したと主張した。
ただ、首相はこれまで領収書は空欄だったとしてきたが「一般的に『上様』として発行することがあり、上様としていた可能性がある」と微妙に修正。いずれにしても同じホテルから2つの主張が生まれる、不思議な事態となった。
辻元氏は文書で質問し、ホテルも文書で回答。野党側は、首相もホテルに文書で返答してもらうよう求めたが、「辻元さんに言われたのは、確かめてほしいということで『書面で』という要求はなかった」と苦し紛れに反論。「あらためて書面にする考えはない」「私を信用できないなら予算委員会は成立しない」と強弁し、疑問は野党がホテル側に問い合わせるべきと、上から目線で訴えた。
首相はこれまでも明細書や領収書の提出に応じず、今回もホテル側の主張を口頭で述べ、
文書提出は断固拒否。
野党は「ますます怪しい」と焦点を定めた。首相はやじをとばした辻元氏に、思わぬ「反撃」を食らった形だ。つまり、このヤジの深層心理は 安倍総理の虚偽答弁を浮き彫りにされてしまうので「意味のない」質問だよと 言わずにはいられなかったのであろう。
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