カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

吹雪かれた北横岳

2009-12-31 | 山行記録

2009・12・23                     ダイジェスト版・・・クリックで戻る

       吹雪の北横岳!

 雪山は2年間のブランク。展望のよさと足慣らしを兼ねてチョイスしたのは、

 登山入門初級の北横岳。

 早朝の青空に期待してピラタスRW乗り場までは、

 蓼科山、縞枯山、茶臼山がくっきり。 加えて南八ヶ岳の秀峰群を見ながらの
 ドライブであった。

 ロープウエイに乗るまでは確かに青空であった・・・・・。

 短い時間の間に天候が変わり、視界がなくなり、

 吹雪かれる様を掻い摘んでのレポです。

  

 早朝の中央道から望む青空に映える八ヶ岳!

 

 ピラタスRWで高度を稼ぐ。 まだ青空が望める。

 

 若干、雲が出始めたがRWの窓からは霧が峰(車山山頂)もはっきり見えていた。

 

 山頂駅付近に近づくゴンドラ。所要時間約7分。 ?雲の広がりが早いぞ??

 案の定、山頂駅から坪庭の前に飛び出すと 薄グレーの曇り空。

 チラチラ粉雪も舞っている!

 北横岳に登っても展望ないなぁ。
 恒例のスノーシューで縞枯・茶臼・五辻へとラウンドしようかとも考えたが、
 青空の下でないと映えないしなぁ。
 この際、展望は諦めて山の感触を確かめようと やはり先に北横岳に向う。

 

 縞枯山も雪雲をバックにモノトーン<坪庭付近から>   

 この写真、覚えておいてくださいね。 下山する時にはどんな見え方に変わるか!

 

 北八名物のモンスター。 大きなグローブの手を垂らして お出迎え。

 

 登山道にて、先行する登山者に追いつき抜く。

 

 北横岳ヒュッテのスタッフとすれ違う。

  雪のトンネルを潜り、進む。

 

 登山道中間地点辺りから、縞枯山を望む。右端の尖がりツリーが目印です。☆☆

 この写真も、覚えておいてくださいね!

 先程の マークの写真と共に この後の比較に!

 

 先ずは、北横岳ヒュッテを目指し登山道を詰める。

 

 モンスターがまとった雪が、今にも落っこちてきそうだ。

  三ツ岳分岐。

  奥に、三ツ岳を望む。

  岩岩の雪の三ツ岳

 

 北横岳ヒュッテを視界に捉える。既に、ヒュッテ上に聳える北横岳は雲の中。

   hotステーション:北横Ht

 

 先行するパーティがアイゼンを装着して準備を整えていた。

  出発していくパーティ。

 

 ヒュッテから先は 雪の量も一段と増える。

 

 振り返る。下方に縞枯山を見て登る。

 

 山頂前に 荒れてきた天候。 視界もなくなってきた

 

 早くも下山してきた人たち。

 

 強風と凍てつく北横岳山頂!

  風が強い!

 

 

 いくらか風が緩んだときを見計らっての記念撮影。

 岩と岩の間に足を挟んで 踏ん張っています!

 

 山頂に居合わせたパーティ。 風が緩んだ隙に打ち合わせ。

 

 360度の展望が得られるはずが、どこを見回しても真っ白です

 

 風も強まり、視界はご覧のとおり。↑ 吹雪の山に!

 本来、非常に簡単な山なのですが、、、、、、。

 

          撤退するパーティ

       

             そして、誰もいなくなった      

 

 真っ白な空、真っ白な登山道、真っ白なモンスター

 私も下山に取り掛かる。

  白の世界が展開する。

 

 北横岳南峰からの眺め。 失敗写真ではありません。このような視界です!

  

 南峰までは登ってきたが、
 強風とホワイトアウトにすぐさま引き返していった御夫婦。

 

 やれやれ、ヒュッテまで下れば一安心ですね!

 

 カモシカもスノーシューに履き替えて下山に掛かる。

 (縞枯山荘付近~坪庭~五辻の平らな所で遊ぼうと目論んだのだが。。。。。)

 

 ヒュッテを後に。 この時点で登って来た時より視界悪いですね。

 ☆☆☆

 登山道中間点付近。 縞枯山を望む。  既出や ☆☆マークの写真と比較。

 な~~~んにも見えませ~~ん!

 

  坪庭まで下る。 ホワイトの坪庭3ショット。

  1

  2

  3

 

            やはり真っ白   

  熟知している山だから、それなりに楽しめますが。。。。。

 

 

 縞枯山荘経由でとりあえず雨池峠までお散歩することにする。

 坪庭を下ると 風は一旦収まり、視界もそこそこ得られるようになった。

 

 形のいいツリーを眺めながらのスノーシューは楽しい!

 

 青い三角屋根が特徴の縞枯山荘が視界に入ってくる。

 ありゃぁ~、雨池峠方面全く見えませんね。

  山荘前のスノーモービル

  

 縞枯現象の森が広がる縞枯山の裾野。(山荘前から)

 

 再び吹雪いてきました!

 

 山荘後に ひと登りなので雨池峠に向う。

 

 前方は、グレーです。

 

 雨池峠に着くものの天候は悪くなる一方。 雨池に遊びに行ってもしょうがない。

 Uターン!

  

 風速計のプロペラがビュンビュン回る!

 山荘まで戻ると 後方から登山者の姿が・・・。

 縞枯山からの下山か、雨池からの戻りか?

 

 足早にRW駅に向って進んでいった。

 

 山荘前の視界もどんどん消えていく。

 

 名残惜しいが、山荘を後に下山する。

 

 

 RW山頂駅が見えると一安心。 ふかふかの雪の中をそのまま下る。

 

 

 ゴンドラを下から見上げながら、ゆっくりと下山です。

 高度を下げていくと穏やかな眺めに変わっていく。

 

 『迷画』

 千晴を描くつもりが、猫になり、トラになり・・・・・? 

 

            無事下山

 

  〔補足〕2009年最終山行:『大快晴 雪の蓼科山!』レポは、
           新年への持越しとなりました。

 

            皆様 よいお年をお迎えください。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (そら豆&チョコ)
2009-12-31 14:20:04
お久しぶりです!カモシカさんをカラサワを見かけたと言うコメント以来ですねー。
カモシカさんも相変わらず山に行ってるようでなによりですー。こちらもチョコチョコ雪山いってますよー。また、どこかの山でお会いできるのを楽しみにしてます。では良いお年をー☆
 
返信する
そら豆&チョコさん ( カモシカ)
2009-12-31 22:29:39
そら豆&チョコさん、こんにちは♪
この時期に北八つを訪れると真っ先にそら豆&チョコさんとスノーシューハイクをご一緒したあの日のことを鮮明に想い出しています。
帰りに温泉にも行ったね!
山に行く時には、声を掛けてください。
どこぞの山での再会を。
よいお年をお迎えください。
返信する
ここ狙っているのですが・・・ (じもら~)
2010-01-02 18:29:22
やっぱり、スノーシュー必用みたいですね。
青い空と白い雪の景色と狙っていたのですが(^^)
返信する
じもら~さん ( カモシカ)
2010-01-03 21:11:11
正月休みで踏み固められたでしょうから、ツボ足でもいいと思われます。
青空でお天気よければ、とってもお手軽ですよ。
返信する
あけましておめでとうございます (そら豆&チョコ)
2010-01-04 08:30:50
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今シーズンは二人で冬山装備を購入しました。ですので、ぜひぜひ山行かれるときは声をかけて下さいね。
返信する
そら豆&チョコさん ( カモシカ)
2010-01-04 22:28:14
あけましておめでとうございます

>二人で冬山装備を購入
12本爪のアイゼンやピッケルなど万全かな?
了解。私の休みはカレンダーどおりですよ。
何よりも天気を確認しながらね!
今シーズン、再会の山になるといいね!
返信する

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