二子山
岩稜に遊び 新緑に癒される♪
赤ライン=上級者コースを登る! コンパクトながら、手強いコースだ。
70~80度と言われているクサリ無しの岩壁をダイレクトに攀る。
(一般コースは、格段に易しい初心者ハイキングコースで その差が大きい。)
東岳から望む西岳。上級者コースは、この岩垂壁を直登するのだ。
奥穂に登ったことがある方なら、そそり立つジャンダルムとよく似ていることがお分かりでしょう。
東岳から望む西岳。
西岳上級者コース登攀中に望む東岳。
西岳のピークを通過した後、西岳を振り返る。
縦構図で、屹立する西岳の迫力の姿。
魚尾道峠を過ぎ、坂本への下山中に振り返り見た西岳と東岳。
股峠にある「急告!!」の看板。
西岳の岩壁をアップで。
上級者コースには、一本もクサリはありません!
新緑が輝く美しい山であることも、私がこよなく愛するポイントである。
山の解説:
二子山(ふたごやま)は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある山である。群馬県多野郡神流町との境界に近い。石灰岩からなる岩峰である。西岳(1,165.8m)と東岳(1,122m)から成る双耳峰。ロッククライミングの登攀の対象とされている。
複数回登っている山だし、さわりだけのダイジェスト版で、終わりにしてもいいのですが、、、、、。
たくさん写真を撮ったし、楽しい出会いもあったので、
毎度のコースですが、記録としてまとめておきます。
坂本の登山口。登山者カウンターが設置されました。
坂本~股峠~東岳~股峠~西岳~魚尾道峠~坂本の毎度のラウンドコースです。
沢伝いの急登を終えると新緑の森を緩やかに登ります。
木々の間からは、昨日登った両神山が見えます。
頭上は、フレッシュグリーンの新緑のシャワー♪ 足元には、小さな花が何種類も咲いている♪
ワチガイソウ
チゴユリ
股峠手前50mくらいにニリンソウの群生地。
ニリンソウ
股峠にて
先ずは、東岳から攻めましょう。
登り始めてすぐ、一部、難所あり。
東岳を登る途中で、西岳を眺望する。ーA
Aの左に広がる新緑の山岳展望。
アップで見ればお分かりですね。両神山八丁尾根ルート♪
新緑の海に浮かぶ東岳のピークを目指して進む。
ルートは痩せ尾根。その下には、新緑の山なみが広がる。
新緑が清々しい! 生命力あふれる新緑が、紅葉より好きなカモシカ。
東岳のルートは、新緑の木々に覆われているため、歩いているとそれほど高度感は感じませんが、
西岳側から眺めると、かなり際どい部分も登っています。
フデリンドウ
イカリソウ
岩稜ルートと西岳を振り返り見る。
東岳山頂にて
ちょっと渋い山頂です。360度の展望とはいきませんが、
両神山方面の展望は秀でています!
バリエーションに入ります。
足下は、新緑の森のため それほど高度感を感じませんが、なかなかの場所です。
初代:千晴の滑落場所。
バリエーションピークは、お気に入りポイント♪
以下、ぐるりの展望♪ これが、新緑だ~!の360度の緑に包まれる!
爽快なバリエーションピークで展望を楽しんだら、西岳を目指します。
ルートを戻りつつ、東岳を振り返る。
再び、股峠から反対側の西岳に向かう。
実際のコースは、一般コースしか案内が示されていません。
上級者コースに入るには、ルートファインディング必要です。
上級者コースの取り付きです。 ここで自分の技量では?と不安を感じるようなら潔く止めておくべきです。
上級者コースからでしか眺められない東岳のレアな姿。 新緑がまぶしい。
山頂部にズームイン。
痩せ尾根のルートにズームイン。
離れて眺めると、結構なルートを進んでいたことがわかる。
70~80度と言われるが、感覚的には垂直に登っていく感じです。
ホールドはしっかりしていますが、背中がぞくぞくする感じは、ジャンダルムの直登と似ています。
「山が生き甲斐 落ちれば死骸 鉄砲登りの息づかい♪」の世界である。
鎖が設置されていた部分の金具だけが寂しく残っている。
さらに登った地点から、新緑に包まれた東岳を望む。
爽やかな 緑の風に 岩陰の リンドウ揺れて ひと時の心を癒す・・・・♪
上級者コースを登りきって、西岳の稜線上に飛び出す。
輝く新緑の谷を見下ろす。高圧鉄塔が、あんな下に見える。
西岳の岩稜の縦走路を眺める。
先行している登山者にズームイン!
向こうのピークにも一人いるなぁ~。
この高度感、楽しい縦走路であることがお分かりですね♪
新緑
?スミレ
フデリンドウ
東岳~西岳にかけても両神山方面お展望は見えっぱなしです。
一般ルートとの出合。一般ルートから来た二人を上から見下ろすカモシカ。
「上級者コースから来たんですか!」と目をまん丸にしていたお二人。
まだ後続のお仲間がいました。地元埼玉県のサークルだそうです。
底抜けに明るい「サイタマーズ」との出会いでした♪
サイタマーズのアイドルとツーショット♪
各種ポーズの写真を撮りっこしているサイタマーズを残して、西岳を目指して岩稜を行く。
上の写真の右端に注目! クライマーが登ってきます!
西岳のローソク岩側(二子山中央稜アルパインルート)は、クライミングゲレンデにもなっています。
二子山西岳山頂にて 快晴の空と両神山。
展望を楽しんでいると
賑やかなサイタマーズが追いついてきて、山頂をジャックされた。 笑
西岳から魚尾道峠への縦走路を眺める。
まだまだ気の抜けない岩稜の縦走路が続く。
足下を覗く。 新緑の中にそそり立つのは、ローソク岩だ!
ローソク岩を登るクライマーを真上から捉える。
コース終盤、魚尾道峠に向かうサイタマーズ。
さながらミニ穂高♪
難所をクリアするアイドルseikoちゃん♪
余裕のカモシカ♪ 後方に見えているのは、西岳。
縦走路から振り返り見た西岳。
さらに進んだ所から、西岳を振り返り見る。
進行方向の縦走路を見る。
まだある急な下り。
木々に覆われてきたが、まだ岩稜は続く。
再び、西岳を振り返る。
左に、東岳。 その後方に薄らと武甲山が見えている。
新緑に輝く両神山八丁尾根の眺めは、終日見えっぱなし。
両神山八丁尾根の東岳と西岳。
東岳、西岳と 手前は、ローソク岩。
縦走路前方の白く見えている台地のようなのは、叶山。
石灰岩の採掘で山頂がなくなった。
魚尾道峠に向かって下っていく。
岩場最後の下りは、7~8mのクサリ場。
しばし、植林帯の中を下るが、すぐに明るい新緑の散歩道へと変わる!
西岳と東岳を振り返り見る。
前方には、両神山の眺め。
登山者を見送るように、ずっと見えている二子山西岳~東岳。
本日の縦走コースが、一望できるのも余韻に浸れてよい。
標高を下げていくと さらに柔らかい新緑がフレッシュグリーンのシャワーとなって降り注ぐ♪
ゆっくり歩きたい道だ。
清々しくて、幸せな気分になってくる♪
新緑の森を抜けていく。
岩稜帯とは、真逆の世界だ♪
緊張感もあった山行のフィナーレは、
フレッシュグリーンに包まれて、何度も深呼吸♪
スパイシーな岩稜歩きと清々しい新緑の山。 これぞ、カモシカ・マイ100名山♪
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