久しぶりの末廣亭
2019・6・22 人間国宝、柳家小三治が夜の部のトリを務める6月下席である。
4代目圓歌<元:歌之介>、歌奴、権太楼、はん治などの実力派真打の高座もたっぷり楽しんだ。
天気の悪い週末、山は諦めて 昼の部から通しで夜の部終演までと臨んだ。
しかし、連日の仕事疲れと最近の睡眠不足がたたり 席に着くや頭がぼぉーとしてきた。
眠ってはいないが、噺の途中でいい気持ちになって意識が遠のいていく感じ。
周囲の笑いや、語りのトーンの変化に ふっと我に返り再び落語に聴き入る。
このパターンの繰り返しが、過去最大というコンディションの悪さ。
夜の部、中入りで 体力の限界を感じて退席。
小三治の噺を聴きたかったが、どうにもこんなコンディションの悪い日はない。
昼の部~夜の部まで通しだと9時間の長丁場となる。
以前は、このパターンを楽々楽しんでいたのだが、最近、体力が持たなくなった。
むしろ、登山の方が楽な感じだ。
ほぼ姿勢を変えずに、椅子に座っているのは、背中、首、肩、腰に意外と負担がかかるのだ。
寄席も 登山同様、体調を整えて臨まないと撤退を決断せざるを得ないのである。
ということで、お目当ての小三治の高座を楽しむのは また先になってしまった。
今回、私も小三治はマークをしていたのですが、
どうにも日程が調整できず、あきらめました。
小三治を聞くには、混むので、良い席を確保するには、最初から並んで聞くことになり、必然的に
長時間になり、体力勝負ですね。
私もいつもウトウトすることが多くて、これも
含めて、疲れの癒しになっている気がします。
私も久しぶりに末廣亭に行きたいです。