白馬岳から下り、杓子岳への稜線を行く。
登山道は高山植物の色とりどりの花が咲き乱れ、
次から次へとその種類を変えていく。
ウルップソウの群落がいたるところに広がる。
ここの花は既に盛りを過ぎていた。
イワベンケイとハクサンイチゲのコラボ。
タカネツメクサ
コマクサ
クロユリ
ハクサンチドリ
ミヤマキンバイとハクサンイチゲを主体としたお花畑=山の斜面全面だ
正面には杓子岳、白馬鑓ヶ岳を見ながら、爽快なトレイルを行く。
チシマギキョウ
クルマユリ
3枚前の写真より、さらに稜線を進んだところ。
ヨツバシオガマ
稜線を進む。杓子岳がボリューム感を持って迫る。
コマクサ 写真は一株だけだが、もちろん一面の大群落である。
何度歩いても爽快な杓子岳への稜線である。
コマクサをアップで!
進行方向左手には、大雪渓を登ってくる人々が小さく見えていた。
上に写真は、進行方向右手に広がる小カール。
ツマトリソウ
登山道は、そのままフラワーロード。
ウルップソウ
ウルップソウの群落
チングルマ
ミネズオウ
登山道を左に斜上。パラパラとしたガレの急登をこなすと直ぐに杓子岳山頂だ。
途中で、イワヒゲを見つけた。
杓子岳山頂。一気にガスが上がってきた。 山頂は貸切。静寂なり。
杓子岳の山頂を後にする。 山頂を振り返ってみる。
目を進行方向に転ずれば、白馬鑓ヶ岳への魅惑的な稜線が続く。
ガスで視界は悪くなるが、短い時間ならこれもまたいとをかし。
登山道脇はずっとフラワーロードだ!
ヨツバシオガマ、うるっぷそう、ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲetc.
シコタンソウ
イワベンケイ
ミヤマアズマギクとミヤマウスユキソウ
先ほどまでいた杓子岳を振り返る。
ミヤマオダマキ
杓子岳の山頂を踏まないで、山腹のトラバース道を辿る登山者が小さく見える。
もったいない、山頂を踏もうよ!
ウルップソウ
ミヤマオダマキ、ウルップソウ、ハクサンイチゲ
フラワーロード=花図鑑の様相。
*
シコタンソウ
ハクサンイチゲ
まあるい感じの白馬鑓ヶ岳の山頂が近づく。
イワベンケイ
ハクサンイチゲ、ウルップソウ、と イワベンケイ
少々ずんぐりなウルップソウ
紅、白、青、紫、黄色、、、、、。カラフルな花たち。
足元の花々に目が行きがちだが、山頂からの眺めもいとをかし。
白馬鑓ヶ岳からの眺め。白馬岳方向を振り返る。
山頂標柱は意外とそっけない。
中央の薄茶色の山が、杓子岳だ。
展望を楽しんだら、下るとしよう。
かなり下りきったところから白馬鑓ヶ岳を振り返る。
登る前の眺めと雰囲気ががらりと変わるので面白い。
さらに爽快な稜線を進み、振り返って 上の写真のような眺めに変わると
今宵の宿泊先も近い。
チングルマとコイワカガミ
白馬鑓ヶ岳が随分遠くに感じられるようになる。
イワカガミ
アオノツガザクラ
お花畑が途切れて、雪渓をトラバースする。
抜けたところが天狗山荘。 1日目はここで終了。
「白馬・不帰キレット・唐松岳 <DJ版 後半ーB>」につづく。
杓子が晴れてる~(笑)
うらやましいなり。
昨年のこの時期に比べると、確かに言われるように、大雪渓が小さい気がしますね。
しかし、写真の花達の凄さときたら、もう一度オイラも行きたくなりましたよ!
PS、ジャンプは控えましょうね、今のところ・・・
ここの稜線気持ちいいです!
去年は食う寝るさんたち、少々残念な白馬、鑓温泉でしたからね。
雪渓は、大雪渓の雪が極端に少なく、いつもは小雪渓の上は完全な夏道なのに残雪いっぱいという例年とパターンが異なりました。
お陰様で、花は大当たりの年でした!
でも、腰痛!腰痛!
当分ジャンプはしませんよ。(笑
盛りだくさんですねぇ(^^)
お花から目が放せません・・・
ルートは全く違うんですけど、
明日ハクサンコザクラ目当てにゆる~く辿ってきます。
春から楽しみにしてたんですけど、本当に沢山のお花が咲くんですね。
うらやましい。白馬方面はまだ登っていないので
是非歩きたいとは思います。
不帰の険Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ峰と唐松岳~八方尾根まで。
UPはいつになるやらですが、気長に楽しみにお待ちください。
>本当に沢山のお花が咲くんですね
今の時期の白馬岳エリアは、高山植物の花々のオンパレードです!
>明日ハクサンコザクラ目当てにゆる~く辿ってきます
30日ですか!午前中11時頃までは稜線が望めるいいお天気でしたね。
清水岳周辺?ルートが違うとなると蓮華温泉がらみ?
栂池から? 五輪尾根からだけはなさそうですけどね。
ハクサンコザクラの群落なら、雪田の雪解け後、直ぐの場所を狙うといいよ。
まさにその通りです。
私が高山植物の存在を目の当たりにし、名前を覚えたのが白馬岳の初登山からです。
>是非歩きたいとは思います。
花のいいタイミングで登るのは、なかなか難しいですが、私の大好きな槍穂とはまた違った魅力のある山域です。是非歩いてみてください。