天気予報では、土日はまずまずの行楽日和とのこと。もちろん山に行きたい。でもこの1週間のハードな仕事疲れで何となくだるい。
なかなかプランが決まらない。様子を見るために外に出てみる。上空はきれいに星空が広がっている。軽い山にしておこうという大雑把なまま金曜の夜は寝てしまう。
日の出を過ぎてからの起床である。窓をのぞく。シャープさに欠けるとは思ったが、青空に富士山が浮かんでいる。やはり富士山の見える山へ。
裾野、御殿場と進む。富士山はよく見えている。右手に連なる箱根連山の稜線上には雲の帯が見える。候補のひとつ、金時山は消えた。
三国山山塊は見えている。これで決まりだ。石割山へ!
トラ!トラ!トラ!
籠坂峠:気温1度。暖か過ぎだ。ちょっと嫌な予感。
いつもの石割神社の赤鳥居から登り始める。
向かって右の 狛犬の台座の下に目立つ看板!
去年もあったじゃん、これ!
名物、心臓破りの石の階段!駐車場からのウォーミングアップは一切なしのコースだ。ゴールの見えない階段を一直線に急登する。
中ほどからセンターに手すりも設けられている。
グングン登る。
半分くらい登ったところで、下を見下ろす。
まるでラージヒルのスキージャンプ台から下を見下ろす感じだ。
登りきるとあづま屋がある。ここから早くも富士山を望むことができる。
左手に雲の塊が・・・・。嫌な予感。
石の階段が終わると、気持ちのよい潅木の中をゆったり登る。
木々の隙間から富士山も眺められる。
ほどなく、石割神社に着く。去年のブルーシートに包まれた狛犬がそのまま包まってある。<もうお披露目してもいいんじゃないの?>
石割神社を過ぎるとそれなりにやや急な細い山道を登る。
ひと登りで、石割山山頂だ。
正面にデ~ンと富士山のはずが・・・・・・。
さっき、嫌な予感の雲が富士山を隠し始めた。
鉄砲木ノ頭の方からどんどん雲が迫ってくる。
かろうじて、ちょこんと頭だけ。
南アルプスも甲斐駒から聖までズラリ見えてはいるが、シャープさが全くない。
山頂でも全く寒くない。気温が高すぎる。
諦めムードで平尾山に向かう。
山道はしっとりしていていい雰囲気のなだらかな歩きが続く。
新緑の頃はとてもきれいな所だ。
展望の平尾山へ。
だが、山中湖上空の雲も灰色がかってきた。太陽光線が差し込んでくる。
メインの富士山は、完全に雲の中に消えた。
大平山まで縦走しても展望は得られない。ここで早いランチとする。
平野へと下る。
対岸の山中湖畔から石割山を望む。やはり、雲が多すぎる。湖面も青く輝いていない。
こんなハイキングも偶にはあるね。
ランチで、富士山をおかずにできなかったのは残念だ。
期待の富士山に今日はふられてしまったので、レポもしょぼん。
ちょうど去年同時期に登った石割山レポがあるので、
覗いてみようかなという方は ↑ クリックでご覧いただけます。
写真も大きいよ!
神社方面から登ったことがないので、チェックしました。
長い階段、心臓破れそうです(笑)
カモシカさんと行く山が似ているので、またバッタリもできそうですね。
>カモシカさんと行く山が似ているので、またバッタリもできそうですね
過去に知らずのバッタリをやっていた可能性もありますね。(笑
冬の候補にいれときます~
カモシカさんの富士山はいつも超お天気最高で裾野まで綺麗にハッキリ見えていたのに、この日は雲が多かったのですね。
でも、同じ場所でも二度と同じ景色は見ることは出来ないから、どんな景色でもどんな時間でも大事なんだと思います。
頂からの眺めはいいです。でも、初っ端の階段にきっとゼイゼイするかな?(笑
>いつも超お天気最高で裾野まで綺麗にハッキリ見えていたのに、
車運転中はね↑ お山の上で駄目でした。
>どんな景色でもどんな時間でも大事
ありがとうございます。その通りですね。一本取られてしました。展望の山でいい時を知っていると欲が出ますね。