槍穂縦走後半、 前回<ジャンダルム~天狗岳(2909m)まで>のつづき
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今回は「天狗岳~逆層スラブ~間ノ岳~西穂・・・」
逆層スラブ下降点手前にて
登ってくる人
逆層スラブ下降点、はじめの一歩
名物「逆層スラブ」の始まりだ!
下から見上げる。
下りに突入。
約50mの長いクサリを補助に下る。
懸垂下降の要領でスルスルと下れば、見た目ほどどうということはない。
基部から逆層スラブを見上げる。
アップで。
天狗の逆層スラブの下りを下から見上げる。ここを下ってきたんだと納得。
鞍部より進行方向の間ノ岳を見上げる。
岩稜であることに違いはないが稜線の雰囲気がやや変わる。
登れ! ↑
行くぜ、何処までも!
そそり立つ岩壁を岩登りの基本を守って登る。
山頂は見えているが、結構ハードな登りだ。
離れてみても急峻な岩尾根だ。
バルタン星人のハサミのような形の真ん中を垂直に登る。
登れ! ↑
奥に見えていた方のピークが、間ノ岳山頂だ。最後のひと登り。
少し角度を変えて見上げると槍ヶ岳のようにも見える。
岩にペイントの文字が記されただけの山頂!(2907m) 這い上がってきた方を覗く。
高度感あるなぁ。 ガスが流れて遠望が利かないので早々に山頂を後にする。
山頂直下を西穂側から登ってくる登山者。
ファイト、一発!! という感じで登ってくる。
稜線越しに 赤石岳、西穂を望む。
ここまでくれば、ゴールしたも同然だ。
とは言っても、それなりのルートが続く。赤石岳への登り。
赤石岳山頂より、登ってくるパーティを見下ろす。
先ほどまで居た間ノ岳を振り返る。写真は割愛したが赤石岳の登りの前にはご覧のようなザレの下りがあったのだ。
赤石岳を後に小ピークを乗り越えれば西穂はすぐだ。
とはいえ、やはり急峻な登りが待っている。
途中側壁のトラバースがある。へつりながら進む。
でも、上高地を望む眺めはいいじゃないか!
どうっていうことない登りだね!
全体はこんな感じ。
垂直に垂れたクサリが出てきたら、まもなく西穂だ。
岩陰に咲く花に励まされる。
小ピークを乗り越えて、
ラストのV字のアップダウンをこなせば
西穂高岳山頂 (2909m)にたどり着く。 生憎、ガスに包まれて展望はなし。
今まで存分に堪能したからまぁいいや。
西穂の山頂は日帰りの登山者が憩う姿が見られる。
この先は、西穂山荘までルンルンのハイキングコースである。
ピラミッドピークから西穂を望むが山頂はガスに隠れていた。
あっさり独標(2701m)だ。ピラミッドピークの後ろに西穂が見える。
ここまでくると俗っぽくなる。軽装の観光客風の登山者が風が冷たいとキャーキャーしている。<標高下げてきて、あちぃ~んですけど・・・。>
お散歩道をだらだらと西穂山荘へ下る。焼岳が薄く見えている。明日はあのピークでフィナーレだ。
おまけの2枚。
日没直後の西穂山荘のテン場。
オコジョだじょ!
最終日は、ここから焼岳まで稜線を辿り、上高地へと下山した。
ラストに衝撃の事件が・・・・・・。
★ 次回 「槍穂完全縦走の〆:焼岳」につづく。
参照;今回の縦走記録<本日の記録以前>
槍穂縦走:後編 帰還速報
ジャンダルンムへの道ー1:序章
ジャンダルムへの道ー2A:早朝の奥穂
ジャンダルへの道ー2B:クライマックス①
ジャンダルムの先:クリマックス②
ジャン~西穂へ:クライマックス③(本日の記事)
オイラには縁の無さそうな場所なので、画像で堪能です。
またゆっくり読んでコメントいたしますね~!
--業務連絡---
メ-ルありがとでした。
お元気そうで何よりです。忙しかったのかな?
体調でも悪いのかと心配してました。
やっぱり、高いとこはダメですか?
山の大先輩に楽しんでいただき光栄です。
写真の迫力というより、穂高の迫力ですね!
これをあっさり踏破するカモシカさんもすごいっす!
こんなきちんとしたレポと写真も初めて見るかも知れません。感動しました!ありがとうございました!
これは僕も絶対行かなくちゃ!です。
やはり私の中では槍穂はナンバーワンの山です。
特に、穂高は大好きです。
もし行かれるのでしたら、お気をつけてどうぞ。
このコースの、しっかりした写真とレポほんと初めてです。
見ているだけでも、手に汗がジンワリしてきますが
素晴らしいコースですね。
焼岳まで行っちゃうなんて体力有りすぎです(^ω^)
急に西穂行きたくなって(ぼくらは勿論ロープウエー使ってです(笑))
今日行こうと計画していたのですが雨で延期になってしまいました。
北アルプスのポピュラーコースからすれば、縦走する人は限られてますからきっとレポも少ないですよね。
じもら~さんは、月曜日がお山デーでしたっけ?
空いてていいな。
RWからもアプローチ長いよ!