2007・4・30 快晴 <山頂小屋“ラビットハウス”で温度計で23℃ 暑いくらいだった。>
私にとって以前からずっと気になっていた山であるが、やっと登れるチャンスができた。
ここ守屋山は、南・北、中央アルプス、八ヶ岳そして諏訪湖が一望できる頗る展望の良い山だ!杖突峠からのルートを往復した。
巻頭の1枚は、東峰からのものである。雪を頂いた山脈は中央アルプスである。
展望のよさを伝えるのみならず、これには意味がある。
この後に登場する蓼科山の山行(5/4)レポとの関連である。山を見つめる後姿の彼女を覚えておいてください。特に、スパッツ・ズボン・帽子に着目しておいてね!
安曇野の隠れ宿から早朝スタートだ。途中、堀金道の駅で朝食を摂る。
おかずは目の前の安曇野の盟主、常念岳だ!
杖突峠の駐車場から「登山道入口」の標識に導かれ、尾根沿いにカラマツ林の中を登っていく。シジュウカラが賑やかだった。
途中に、パオのような建物がある。別荘地の宣伝用らしいが、果たして宣伝効果はあるのか?
林道を横切り「座禅草コース」の近道を行く。
雰囲気のよい木道を進む。
分杭平「守屋山登山道入口」に出る。非難小屋・トイレ・あずま屋・テーブル・ベンチもあり、のんびりくつろげる。この周辺に座禅草の群落があるとのことだが、以前食う寝るさんのレポにもあったように猪に食べられて壊滅的であった。
左手に登山道を進む。緩やかな登りである。途中おもちゃのようなクサリが1つ付いている。そして、足元にクマザサが目立つようになると東峰は間もなくだ。
守屋山東峰1631.2mからは360度の遠望が利く。山名を刻んだ円盤が設置されている。
中央アルプス。
南アルプス。
八ヶ岳。
北アルプス。(写真からは切れているが、乗鞍も見える。)
中央アルプスのアップ。
南アルプスのアップ。甲斐駒・北岳・仙丈を捉えた。山頂からはずっと先の光岳まで見える。
快晴の天気とぐるりの好展望だ!思いっきりポーズを決めるしかないでしょ。
西峰に向かう途中に「カモシカ岩」がある。“よくこの岩の上にカモシカが立っています”と説明書きがある。
はい、そのとおり。カモシカさんのステージです!確かにカモシカが立ってます!
山頂小屋が見えると西峰1650.3mに飛び出す。
東峰と同じく360度の展望が得られる。東峰では隠れていた御嶽山も見えた。
広い山頂広場で諏訪湖の眺めもよい。
標柱には「山は、命の母。森は、動物のふる里。自然は、地球の宝。」とあった。
山頂に咲いていたお花。
山頂直下には「ラビット小屋」がある。概観はコンクリート造りで古ぼけた建物だが、中はいたって綺麗で、環境を常に整備している地元の有志の心遣いが感じられる。
東峰と西峰の中間には、中嶽1643m<ピークは判然としない>というのが存在し、その傍らのブナの樹のの洞に、誰が置いたかご覧のような小さな人形があった。
東峰で再度展望を味わってから下山した。
帰路、R20沿いの「水神の湯」の露天風呂を楽しんでGW前半の締めとした。
*守屋山は、標高差も少なくハイキング感覚で手軽に360度の大展望が得られるお奨めの山である。今度は、冬季に訪れてみようと思う。
カモシカ・マイ100名山に入れておこう!
☆GW後半の山行記へ続く。
オイラの時は曇りで展望なかったのでウラヤマ・・・
ここは、ほんとに冬に訪れたい場所ですよね。
カモシカ岩・・・
やっぱやりましたか~(笑)
守屋山では、23度であちかった~!
でも、展望は360度。お手軽の山ですが、快晴でよかったです。冬場の快晴時に登ったら文句なしのところだと思います!
次の冬、ご一緒しましょうか?鴨燻もご一緒に!
カモシカ岩とは、お誂え向きのステージでした!
守屋山って最近までまったく知らなかったんです。
ほぼ毎月八ヶ岳や蓼科方面に行ってるくせに、近くにこんなお山があるなんて。
だって「エアリア」のエリア外だし。
でも食う寝るさんなど山ブロガーの記事みて、さらにカモシカさんの好展望の写真を見て行きたくなりました。
親子登山でも良さそうですね。次回親子で蓼科方面行く時はぜひ登ってみたいと思います。
石割山と同じく十分お子さん連れでも大丈夫な山ですよ!
たぶん私もまたいく山になると思います。気に入ると結構その山のリピーターになる傾向があります。