入管法改正法案の成立=安倍の選挙対策の道具
入管法改正案の条文には、根幹の部分が全く書き込まれていない!
政府は国会審議で「検討中」を繰り返すのみ。
野党の質問に安倍総理は、「私に聞かれてもお答えのしようがない」との無責任ぶり。
政府は、どうしてこれほどまでに急ぐのでしょうか?
⇒人手不足の解消を求めて首相官邸に「早期の成立」を要望する経済界の存在に行き着きます。
「カネ」を握る経済界に大きな「貸し」ができるのだから、さぞ心強いことでしょう。
来年の統一地方選や参院選を有利に展開させるための姑息な布石を打っているわけです!
国民のことなんかどうでもいい。 自分の権力だけが永劫に続くことを希求する我が国のリーダーの真意であると。
人にまつわる法案です。やってくるのも、迎え入れるのも人間です。
「失敗したらやめる」とは簡単にいきません。 その覚悟が、政府・与党にはどれほどあるのでしょうか?
なんでこれほど空疎な論戦が続くのでしょうか。実は、には、雇用契約や受け入れ機関の基準など外国人労働者の受け入れにかかわる根幹の部分が書き込まれていません。成立後に、役所が裁量で決めることができる「省令」で定めるからです。受け入れる外国人の「上限値」となる業種別の見込み数についても、改正法の成立後に定める「分野別運用方針」に盛り込まれます。
入管法はこれまでも、すべての在留資格の詳細な運用方針は、法律ではなく省令で定めてきました。ただ、今回は訳が違います。改正案は外国人を「労働者」として正面から受け入れます。「国際貢献」という建前の裏で、30年近く技能実習生や留学生を低賃金で働く人材、いわば「単純労働者」として使ってきた政策を大きく転換するのです。にもかかわらず、法案の詳細が決まっていないことを受けて、政府は国会審議で「検討中」を繰り返してきました。
★中身が生煮えのままですが、政府・与党は、あす7日に法務委員長の解任決議案などを否決したうえで、同日中に参院本会議で改正法を成立させる考えです。★
そうなればあと半年もしないうちに、新しい在留資格の外国人労働者がやってくることになります。政府は、どうしてこれほどまでに急ぐのでしょうか。
その理由をたどると、人手不足の解消を求めて首相官邸に「早期の成立」を要望する経済界の存在に行き着きます。
10月の自民党法務部会では、来年4月の制度導入をめざす理由を問われた法務省幹部が
「総理や官房長官の指示」と答えて、失笑を誘う場面もありました。
今国会中の成立を確実にするため、法案の詳細にはあえて踏み込まない。議論の深入りは避ける。野党が「白紙委任しろというのか」と批判しても、最後は数の力で採決を強行する。
これが、歴史的な政策転換に対する審議の実態です。
首相官邸には、もしかしたら来年の統一地方選や参院選が念頭にあるのかもしれません。「カネ」を握る経済界に大きな「貸し」ができるのだから、さぞ心強いことでしょう。でも、これは人にまつわる法案です。やってくるのも、迎え入れるのも人間です。「失敗したらやめる」とは簡単にいきません。
その覚悟が、政府・与党にはどれほどあるのでしょうか。
先程目にした新聞記者の分析ですが、本質を突いていると思います。
もっと穿った見方をすれば、安倍総理や与党は他の政治課題を追求されるともっと困ることばかりなので、
とりあえず、降って湧いたような中身のない法案を出してきて、野党のエネルギーを削ぎ、国民をだまくらかしているのではないかな?
裏では、安倍総理が一番やりたい「憲法を変えるぞ!」<勝手な解釈で>の闇のシナリオ作りが進んでいるのかもしれない。
及び、増税に対する国民の厳しい目を交わす手段にされているのかもしれない。
おまけ:
安倍総理大臣は5日、参議院法務委員会での外国人材の受け入れを拡大するための法案審議に出席することに関連し
「海外から帰ってきたばかりで、時差が激しく残っている中で、法務委員会でややこしい質問を受けるという状況だ」と
笑いながら述べました。
言語道断、国会軽視の発言である。
すなわち、国民を馬鹿にしているのですね。
外遊ばっかりしている暇があったら、質問に答えられるだけの中身のある法案を責任もって出せ!
結果、本日の質問に対して安倍総理は ゼロ解答でした。
「初めて聞いたことで、そんなこと私に聞かれてもお答えのしようがない。」
それなのに、この法案を通すおつもりですか!
尋常なら、このようなわからないことだらけの法案を通すのは、政府として無責任なことになりますので
今回の成立は見送らせていただき、精査、及び理論構築をし直して 審議に耐えうるまともなものに改めるお時間をください。
このようになるのではないでしょうか?
「そんなこと私に聞かれてもお答えのしようがない。」
安倍総理、チコちゃんに叱られますよ。
ボーッと生きてんじゃねえよ!
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