納涼 白馬岳♪
究極の避暑地「白馬大雪渓」
下界はウルトラ猛暑の今夏。群馬県館林など連日39度以上。駅前の温度計が40度を突破した日もあったとか。
静岡でも毎日35度程度が当たり前。夜になってもなかなか30度以下にならない超熱帯夜続きの今夏。
とにかく、涼しい所に行こうと究極の避暑地「白馬大雪渓」を目当てにGo! 天然クーラーは最高♪・
大雪渓は、8月に入りとても小さくなっていた。
しかし、天然クーラーの涼風に吹かれて 快適に登山を楽しむことができた♪
小雪渓を過ぎると広大な緑の斜面とお花畑が展開する。
杓子岳~白馬鑓ヶ岳を背に お花畑の中を稜線まで登っていく。
白馬尻辺りでは、流石にキヌガサソウやサンカヨウの花は終わっていたが、
小雪渓より上は 夏の花と秋の花がコラボして観ることができ、花も楽しめた♪
杓子岳~白馬鑓ヶ岳の爽快な稜線。
白馬岳からの展望。 一番の注目は、剱岳!
白馬岳山頂で憩う登山者たち。
時間はたっぷりあったので、小蓮華山の手前までお散歩を楽しんだ♪
以上、ダイジェスト版。
本編は、白馬紀行~マイ・アルバム的に。 毎度の山行なので、詳細は、過去記事を参照。<本記事末にリンクあり>
猿倉から白馬尻へ。
以下、白馬尻から望む白馬岳と小蓮華山。
出だしから、目指す山の素晴らしき展望♪
白馬尻小屋前から眺めた大雪渓。
今回は8月ということもあるが、<例年だと7月山行>過去最少規模の大雪渓であった。
いつもだとこの写真の全面が雪面だが、ガレと雪解けの流れがあった。
当然ながら、直ぐには雪渓に入れず、しばし夏道を登らされる。
ようやく大雪渓に踏み込める。
8月になり規模は小さく、雪面も汚れが目立つ大雪渓だが、涼を求めての目標は達成!
究極の避暑地 白馬大雪渓♪
涼風に吹かれて、快適に大雪渓を登っていく♪
もっと雪渓の上にいたかったが、1時間10分で登りきってしまった。
中継地点の葱平。
葱平から大雪渓を見下ろす。後方は、頚城山塊と高妻山、戸隠連峰。
シロウマタンポポ
ミヤマトリカブト
大雪渓側の杓子岳の斜面を見上げる。意外と迫力がある。
ミヤマキンポウゲ
シナノキンバイ
小雪渓上の避難小屋前にて。
青空と広大な緑の斜面が展開する。 天然記念物に指定されているお花畑を愛でながら登る。
シロウマタンポポ
ミヤマキンポウゲの群落
写真では分かりにくいですが、一面ミヤマキンポウゲ♪
青空に映えるクルマユリ
ミソガワソウの群落が目立ちました!
黄色いのは、ミヤマキオン!
色彩的には ミソガワソウの紫 & ミヤマキオンの黄色が 一番面積を占めていた。
イブキジャコウソウ
グリーンパトロールが設置した登山初心者への案内看板。
ミソガワソウ
バックに杓子岳、左右にお花畑に囲まれて登る。
イワオウギ
クルマユリ、オオカサモチ、ミソガワソウなど入り乱れ。
ハクサンフウロ
ハクサンフウロとクルマユリ
ハクサンフウロ
ミヤマキオン
シロウマタンポポ
お花畑を登る登山道風景。
ハクサンイチゲ
ウルップソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマトリカブト
ウサギギウ
イワギキョウ
ウメバチソウ
ミヤマクワガタ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマダイモンジソウ
稜線に飛び出す!
杓子岳~白馬鑓ヶ岳
立山、剱岳、毛勝三山
立山~剱岳
杓子岳~白馬鑓ヶ岳
白馬岳とマンモス山小屋の白馬山荘
タカネツメクサ
タテヤマリンドウ
山頂直下から白馬岳山頂を仰ぐ。
白馬岳山頂で、憩う登山者たち。 右奥、小蓮華山。
白馬岳山頂にて
以下、山頂からの展望。
杓子、白馬鑓ヶ岳、立山、剱岳方面
毛勝三山、旭岳方面
雪倉岳方面
小蓮華山方面
杓子、白馬鑓ヶ岳、立山、剱岳方面
小蓮華山にズームイン
NHK<坂の上の雲>のオープニング♪
雪倉岳方面にズームイン
シコタンソウ
チシマギキョウ
ミヤマアキノキリンソウ
例年だと不帰ノ檢~唐松岳へ縦走することが多いが、今回は単発で涼を求めての白馬岳だ。
たっぷり時間はあるので、小蓮華山方面へ気持ちのいい稜線をお散歩する。
<過去1~2回 小蓮華山~白馬大池、栂池へと縦走したこともあるなぁ~>
縦走路から眺める雪倉岳方面
縦走路進行方向に小蓮華山
三国境
三国境から白馬岳方面を振り返る。
伸びやかな縦走路を小蓮華山へと進む雲上の散歩道♪
もう少しで小蓮華山。
1ラウンド目に夕食の都合あり。お散歩はここまでとしよう。余裕で戻ることにする。
タテヤマリンドウ
白馬岳へと縦走路を戻っていく。
1日目はここまで。 2日目に続く。
2日目<8月9日>の朝。
時間経過と共に山肌の色合いが変化する様子に焦点化してみました。
ここまでは、日の出前の空が白んでいく時の眺め。 「山の目覚め前」といったところでしょうか。
↓以下は、東の空が茜色に染まり ご来光を迎えるその瞬間です。
↓ そして、モルゲンロートに染まる美しい瞬間。 同じ山の眺望ですが、その色合いの変化を比較してご覧ください。
モルゲンロートに染まるのは、ほんの数分。終盤は、金色がかって見えます。
名残のコマクサを見つけました。
↓ 山肌は日が昇りきると 緑も鮮やかに きりっと締まって見えるようになります。
山が見せてくれる朝の静かなミニドラマ。
わずか数分のドラマですが、山肌の輝き具合や青空の色合いの濃さなど見所はたくさん♪
今回はのんびり日程の単発の山行。縦走はありません。
いつもなら、杓子・白馬鑓~不帰ノ檢~唐松岳へと縦走することが多いが、
今回はその方面を目で辿るだけ。 往路と同じコースを下山<大雪渓で涼もう作戦♪>。
さらば、白馬岳。
チングルマの花穂
ミヤマトリカブト
ハクサンフウロとクルマユリ
青空とお花畑。
正面に杓子岳を眺めながら下る。
ミヤマキンポウゲやシナノキンバイが中心のお花畑。
下の方におある群落は、ミヤマキオンとみヤマトリカブトのコラボお花畑。
ミヤマトリカブト
ミヤマキオン
ミソガワソウ
遠くに視線を移せば、高妻山や戸隠連峰が綺麗に雲海に浮かぶ。
お花畑のアクセントは、青空に映えるクルマユリ
ミヤマキンポウゲとシナノキンバイがメインの広大な斜面。
天然クーラーの大雪渓に入ります!
下界の39度になる猛暑とは、別世界の大雪渓。
落石には、要注意ですが・・・・・。
暑さ知らずの天国への登りです♪
1週間前の、北穂~奥穂~ジャンダルム~西穂への縦走が終わったばかりで若干の疲れもあったことから
今回は、ゆとりの大雪渓往復プランであったが、涼を求めての山行として大正解♪
白馬尻から下は、下界と同じく暑さが待っているんですが、大雪渓の上だけはご極楽、極楽♪
大雪渓最下部、夏道出合で 上記写真の方と遭遇。
新潟大学4年山岳環境研究室の畠瞳美さん。定点観測で動画撮影中。
「落石の研究」をしており、卒業論文を書くのだとか。その後も大学院で研究者としての道を歩む予定とか。
色白の山ガールであるが、日焼け防止のため覆面マスクで完全ガード。
明日はヤマケイの取材を受けるのだとか。「落石の研究」に興味関心のある方、今後のヤマケイ要チェックです。
山では、思いがけない出会いがあるので面白い。
2015年 白馬岳紀行・・・・・・ミニコースであったが 楽しめた♪
ひと時、下界の暑さから開放! 大雪渓LOVE♪
山の彼方に 倖せもとめ 春夏秋冬 尾根道を行く
ワンダーフォーゲル 青空なかま♪
代表して2つリンク。
他は、探してご覧下さい。
我々が登った時より、雪渓は狭くなっていますが、天然クーラーの中、歩くことが出来ましたね。お花もいっぱい咲いていて、アルプスの展望を十分堪能したのが伝わってきます。