政府の「やってる感」を誇示!
安倍独断の根拠なし
根拠なし、見通しなし。。。。。
国民の不安だけは募る。
田原氏が以下のような記事を出しているのを見つけた。
安倍総理の配慮なき独断は、やがては「独裁」に向かうことへの危惧と疑念は
私も感じているところである。
いやいや、多くの国民が感じているであろう。
今までのコロナ問題以前の国会答弁に於いてもそうであったように
安倍総理は 国民の方を向いていないのだ。
意図的にPCR検査をしない=感染者数が多く出ない
=オリンピック開催を国民を犠牲にして強行実施したい思惑が裏にあるのではないか?
取り繕って、日本は安全だとしたとしても
海外から選手はもちろん、不特定多数の人が来日することになる。
安倍総理は、自分のメンツのために 力強さをアピールするために
「やってる感」を演出しているのではと、勘ぐってしまうのは私だけではあるまい。
もっと言えば、コロナウイルス感染の大騒ぎを利用して
★「桜を見る会」の真っ黒な疑惑を 国民に忘れてもらおうとしているのではないか?
★勝手な法の解釈を 何の根拠もなく「私<安倍が>はこのように解釈したから」
何の問題もないと 独裁への暴挙といえる検察への介入★。
某テレビ番組が尾身氏に“4日間”の根拠を聞いたところ「4日間は自宅で経過観察というのは、PCR検査のキャパシティーとのバランスを現実的に考えたから」と回答したという。
★羽鳥アナはこれについて「この4日間の自宅での経過観察っていうのは、医学的に4日ではなくて、(PCR検査の)キャパシティーの問題だったんだっていうことにオーッと思った」と話したニュースも 安倍総理、どういうことだとツッコミ満載である。
おまけは ★加計学園「不正入試」疑惑も出てきたぞ!
不安ややるせなさを通り越して、もっと重い感情が国民の中にあるよね。
いろんな思いがたくさんあるが、本日注目した田原氏の記事を。
田原総一朗
「安倍首相の配慮なき独断に募る“やってる感”への疑念」〈週刊朝日〉
3/11(水) 7:00配信
ジャーナリストの田原総一朗氏は、新型コロナウイルス感染症対策に関する安倍首相や政府の姿勢について意見する。
* * *
2月25日、安倍首相は新型コロナウイルス感染症対策として、企業や団体に時差出勤やテレワーク推進などを要請する基本方針を発表した。しかし、これはまったく具体性のない抽象案で、あちこちから強い不満が出た。クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号での大失敗に、国民の多くがいら立っていたからである。
すると、翌26日に安倍首相は、全国的なスポーツや文化イベントを今後2週間は中止、延期、ないしは規模縮小するように要請した。もっとも、それはあくまで自粛であって、そのために生じる損失について政府は補償しない、という姿勢であった。
当然ながら、この問題についても多くの、しかも強い批判が起きた。政府は無責任だ、というのである。
その翌日の27日には、安倍首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国の小中学校、高校などの一斉休校を要請するとの措置を発表した。しかも、安倍首相は「専門家の意見を伺ったのではなく」、いわば政治決断だと述べた。
実は、臨時休校の判断は都道府県に任されている。それを安倍首相は、自治体の責任者に何の相談もなく決断した。そのうえ、実施は3月2日からで、平日の準備期間は1日しかなく、学校関係者や保護者の間で困惑と混乱が広がった。一体、安倍首相はどういう根拠で決めたのか。
何と安倍首相は、腹心の萩生田光一文科相にも相談していなかった。
「子どもたちや学校関係者の感染者が出始めたころから、官邸内でも一斉休校が議論されていたようです。僕も報告を受けていたけど、正直、そこまでの必要はないんじゃないかなと考えていた。混乱すると思ったからです。省内でシミュレーションはしていましたが、市町村レベルを想定していたから、全国一斉というイメージはなかった」
と、萩生田文科相もが困惑しているのである。
さらに、第2次安倍内閣発足以降、一貫して二人三脚で安倍首相を支えてきた菅義偉官房長官にもまったく相談していない。それどころか、萩生田文科相が27日の午後に、官邸に乗り込んで安倍首相と面談しているのだが、菅官房長官は「俺はそこに座らせてもらえなかった」と嘆いている。このところ、安倍首相と菅官房長官の間に溝が生じているようだが、そのことについては改めて記す。
学校の一斉休校を発表したが、小学校低学年の子どもを家に一人にしておくわけにはいかず、共働きの家庭や母子家庭はどうすればよいのか。安倍首相は、そうした配慮ができていないのではないか。幼稚園や保育園、そして学童保育は続けることになっているが、こちらは感染リスクが低いのか。安倍首相がそんな捉え方をしているはずはない。一体、この先をどのように考えているのか。
私の親しい病院長が、「安倍首相は3月2日から春休みまで休ませるとおっしゃったけれど、日本は韓国に比べて、検査数が10分の1以下と少なすぎます。検査数が増えれば、感染者数が増えます。4月になっても増え続ければ、一体いつから学校を開くことができるのか。少なからぬ医者たちが心配しています」と語った。
そして病院長は、安倍首相も政府も国民の生命と暮らしを守ることではなく、政府の“やってる感”を示したいだけなのではないか、とも言った。国民の多くもそう感じているのではないか。
※週刊朝日 2020年3月20日号*
「新型コロナ特措法」も 要注意だ!
立憲民主党の蓮舫参院議員が11日、自身のツイッターを更新した。
安倍晋三首相が10日、官邸で開いた政府与党連絡会議で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全国一斉の臨時休校を要請したことなどについて「事前に与党に十分な説明の機会が取れなかったことをおわびしたい」と陳謝したとのネットニュースを貼り付け
与党に陳謝ではなく
「『事前に十分な説明がなかった』陳謝するのは子どもであり、親御さん、学校の先生や関係者でしょう」とツイートしていた。
その通り!!
安倍総理が どこを向いているかが 改めて よく分かる。
追記:
「一斉休校は歴史に残る愚策」
国の新型コロナ対応、元文部官僚の寺脇氏が痛烈批判
3/5(木) 16:35配信
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2月27日夜に安倍晋三首相が「要請」した小中高校や特別支援学校の全国一斉臨時休校。あまりにも唐突だったこともあり、子育て家庭や教育関係者らを中心に大きな動揺、反発が広がった一方、「やむを得ない対応」と評価する声もある。そんな中、教育者の立場から「全国一律の休校など世紀の愚策」と憤っている人がいる。元文部官僚で、「ゆとり教育」の旗振り役としても知られる寺脇研氏だ。
【写真】全国一斉休校要請について、怒り心頭の寺脇研氏=大阪市内
現在、自身が企画・統括プロデューサーを務めた映画「子どもたちをよろしく」のキャンペーンで、全国を飛び回っている寺脇氏。大阪でインタビューする機会を得たため、これ幸いと「映画の話の前に臨時休校のことを伺っても構いませんか?」と尋ねると、「もちろん!」と快諾してくれた。
最初に結論を書くと、寺脇氏の持論は「子供たちにとって学校ほど安全な場所はない」ということに尽きる。学校には保健室という“準医療施設”があり、養護教諭もいる。給食で栄養管理され、担任教諭が子供の状態を確認する習慣がある。被虐待児にとっては一時的な避難所としても機能しているといい、「こんなにも安全な場所から子供を引っ張り出してどうするんだ」という趣旨である。いじめに遭っている子はどうなんだ、などの指摘はあるかもしれないが、今回は言及しない。
■学校ほど安全な場所はない
「全国一斉なんて、本当にバカバカしい。都市部の生徒が多い学校なら休校にも意味があるかもしれないけど、田舎の学校なんて何人いると思ってんの。1学年に数人どころか、先生ひとり、生徒ひとりという所もあるんだよ。国のトップがそんなバカなことを言い出したら、周りが止めないといけないのに、全部ぶっ飛ばしてる。これを独裁っていうんだ」
「学校は、少なくとも放課後児童クラブ(学童保育)よりは遥かに安全な場所。そもそも、学童のキャパシティはそんなに多くない。厚労省が『学童では1m以上間隔を空けて活動を』と通知を出していたけど、普通の学童ではおそらく無理。でも休校になると、利用が増える。だから学校の教室を借ります…って、じゃあ学校でいいじゃん!もはやブラックユーモアの世界ですよ」
一気呵成にまくし立てる寺脇氏。退官後も社会教育問題に取り組み続けているだけに、現場の実態にそぐわないと感じる休校要請への怒りは相当なものだ。
■実態をわかっていない人の「愚策」
「一定規模以上の学校には保健室があり、養護教諭が常駐しています。つまり校内に“準医療施設”があるわけ。それに、学校医さんもいます。また、クラス担任は毎朝子供たちの健康観察、要は顔色を見るよう習慣づけられている。毎日見ているから小さな変化もわかるんです。そこで発熱などの異常に気づいたら、保健室や学校医につなげばいい」
「そうはいっても、ひとつの教室で三十何人が濃厚接触するという懸念はある。確かにその通りです。でも今は、子供が減っているからどこの学校でも空き教室があるわけ。他にも音楽室や理科室など、部屋はいくらでもあるんだから、分散して学習させるという対応もできるはず。だから文科省は反対したわけですよ。本当に、『世紀の愚策』だと思う。明治時代に学制が公布されてから今年で148年。今回のような決定は前代未聞。そういう意味では、安倍さんは歴史に名を残すでしょうね」
「もっと言うと、残念ながら全ての子供にちゃんとした親がいるわけではないし、みんなが家でおとなしくできるわけでもない。肉親から虐待を受けていて、学校にいる間だけ逃げられている子供はどうするの?ひとり親家庭の子は?給食でしか栄養補給できないような貧困家庭の子は?…今や学校は、ある種の子供たちにとってシェルターの役割もある。そういう実態を全然わかっていない人が考えた対応だと思いますね」
■寺脇研(てらわき・けん)
1952年生まれ、元文部官僚。官僚時代は「ゆとり教育」の旗振り役として、「ミスター文部省」とも呼ばれた。退官後も民間の教育者の立場から社会教育問題に取り組んでいる。京都造形芸術大学教授や映画評論家、映画プロデューサーの顔も持つ。
追記:
一斉休校は「安倍首相の扇動」
…影の存在も指摘「誰が総理に進講?」
元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が11日、ツイッターに新規投稿。安倍晋三首相が新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受けて小中高校の全国一斉の休校を要請し、現時点でまだ先行きが見えていないことに対し、フランスの例と比較して安倍首相の「扇動」と指摘し、併せて「誰が総理に進講したのか」と“首相腹心”の存在にも言及した。
舛添氏は「フランスのヴェラン厚生相は、『子供を学校に通わせても危険ではない。感染しても重症化しない。学校で感染して家庭にウイルスを持ち込まないための一斉休校だ』と科学的な説明」と動画と共に解説。その上で「『子供の健康が第一』などと扇動する安倍首相とは大違い」と苦言を呈した。
さらに、同氏は「誰が総理に進講したのか。曲学阿世の徒に今後も任せ続けるのか」と、首相の近くで今回の案を推進した人物の存在も示唆した。「曲学阿世の徒」とは中国の「史記」が出典で「世間や権力者に受け入れやすいように真理を曲げる言動をする人」を指し、かつて吉田茂首相が東大総長に対して発した言葉としても知られている。
追記:
■立憲民主党・蓮舫副代表(発言録)
(新型コロナウイルス対応をめぐる)学校の一斉休校要請。昨日、総理は与党に対して説明不足だったと陳謝したそうだが、わびるのは与党ではなくて、お母さん、お父さん、子どもたち、学校関係者ではないか。あまりにも国民不在で、後手後手で、その場限りの対策が目立つ。その最たるものが、フリーランスへの給付金1日4100円。根拠を聞くと、東京都の最低賃金×4時間。「ふざけるな」と言いたい。多様な働き方、それでもこうした時の給付金は、旧態依然とした事業主と正社員を基軸に考えている。ここを考えていかないと、国民の不安、子どもを持つ親の不安、イベントの中止によって仕事がなくなった方たちの明日の不安にこたえることはできない。(11日、参院会派の会合で)
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