栄冠は君に輝く
<日本名曲遺産 その9>
栄冠は君に輝く ~全国高等学校野球選手権大会の歌~
この歌を聞くと 甲子園を目指す高校野球の熱い夏が来たと実感する。そして、胸が熱くなる。 高校生の自分に戻れる。 野球部ではなかった自分が、夏のあのスタンドであんなに燃えた日! 長い歴史を刻む甲子園の夏、その甲子園を目指す地方大会の夏も毎年素晴らしい試合が展開される。 野球をやらない人でもこの歌だけで感動できる歌詞とメロディーである♪ 日本全国津々浦々で人々の心に響く名曲として、カモシカの日本名曲遺産に登録である・・・・。
2007年 拙ブログ記事 参照
栄冠は君に輝く
雲はわき光あふれて
天高く純白の球(たま)今日ぞ飛ぶ
若人(わこうど)よいざ まなじりは歓呼に応(こた)え
いさぎよし微笑む希望
ああ栄冠は君に輝く
風を打ち大地を蹴りて
悔(く)ゆるなき白熱の力ぞ技ぞ
若人よいざ一球に一打に賭けて
青春の賛歌をつづれ
ああ栄冠は君に輝く
風を切る球の命に
通うもの美しく匂える健康
若人よいざ緑濃き棕櫚(しゅろ)の葉かざす
感激をまぶたに描け
ああ栄冠は君に輝く
この歌は、軽快なメロディーと共に日本人なら知らない人はまずいないだろう。
本来は「全国高等学校野球大会の歌」というらしい。
今日、静岡県大会の組み合わせ抽選会があったとローカルニュースで報じていた。
開幕は7月14日。予定通り試合が進めば、29日が決勝戦とのこと。
やはり、出身高校のカードを真っ先に探してしまう。連日応援に声を嗄らしたあの暑いスタンドが懐かしい。成人してからもちょくちょく高校野球は観に行ったが登山を始めるようになってしばらくご無沙汰である。昨夏の田中&斉藤両投手の夏の甲子園決勝もリアルタイムでは見ていない。(稜線にいた)
しかしながら、高校野球は大好きだ。その諸々の理由はきっと皆さんと同じだろうから割愛する。
でも、この「栄冠は君に輝く」の歌を耳にすると 胸がジーンとしてなぜか目頭が熱くなってくる。学生時代の青春の日々や高校野球の名勝負の場面がふつふつと思い出されるからであろうか。
この歌には、夏がよく似合う。今年の夏もまた 真剣勝負の筋書きのないドラマが展開され 輝かしい青春の1ページが書き加えられていくことだろう。
地方大会が佳境に入ると 照りつける太陽と共にもくもくと湧く真っ白な夏雲が輝く。 いよいよ夏本番である。 頑張れ、高校球児諸君!精一杯のプレー、健闘を期待する!
我々 ヤマノボラーも いい夏山を謳歌したいものである。
復興へ響け...被災地の高校生による「栄冠は君に輝く」
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