選挙
真摯な一票を投じたい。
マニフェスト、政見放送、街頭演説、選挙公報、世論調査etc. 情報収集とその分析。
毎日ボートマッチ「えらぼ~と」<毎日新聞社>
↑ こんなツールを見つけたので参考に利用するのもよいだろう。
先日、偶然こんなTV番組を見た。
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース 総選挙直前 緊急解説SP」
来週16日(日曜)は衆議院議員総選挙投票日。今の選挙はどのような仕組みで行われているのか?
我々はどのように投票するのか?…等々、一から選挙について詳細に説明。分かりやすく、好感が持てた。
大抵のことは知っていた私であったが、一つだけ知らずに愕然としたものがあった。
それは、
総選挙に税金がいくらかかるのか?
衆議院議員総選挙では税金が…
約600億円
多額の税金を投入した日本国一の盛大なイベントなのだということ。
ここまで投入する一大イベントのはずなのに投票率が上がらない事態とは?????
候補者の話し方、政見放送、明確な争点の違い、などのプロデュースが旧態依然で、
あまりにもお粗末なのも関心が上がらない一因なのだろうか?
税金を投入していないこの番組がここまで分かりやすく説明しているのに・・・・・。
政治家、政党、立候補者が国民に対しごまかしのない分かりやすくの精神に欠けているからかな~。
それとも国民の知性があまりにも低いのが原因とでも思ってやっているのかな~ 政治家は。
約600億円の費用を要する総選挙。
一人の国会議員を誕生させるのに単純に・・・・・。
1人の国会議員に約1億2千万円
そのイベントに参加しないなんて<投票しないなんて>もったいないでしょう!
何はともあれ!投票へ行こう
世代間投票率では高齢者ほど高く約70%~80%。一方で20代や30代は約40%~約50%。
当然ながら特定業界や高齢者向けの政策が中心となり、若者に向ける必要がないのは明白 だって!
池上彰さんは、ズバッと言い切った!
票の期待がない人の意見・考え!=投票所に来ないから最初から無視すれば良い!
立候補者の当然の考えで、間違ってはないのですよ とのこと。 なるほどね~。
20代の若者たちよ、30代の比較的若い世代の方々よ 是非とも投票所へ行くべし!
私たちを軽く見るな~!!と怒るべし。
あなたならどうする
悩みます。考えます。
あなたならどうする~ と聞きたいところですが、
最終的には 自分で考え、判断し、決断して投票します。
1回の選挙で600億円の税金が使われています。
自分の1票は小さな小さな意思表示にしかならないかもしれないけれど
全国の有権者が真摯な1票を ひとり一人が自己責任で投票しないと。
期日前投票も不在者投票もできるのですから、棄権なんてもったいない。
選挙権を得た時のあの熱いハートを持って、
(重篤な状況等の方は別として)投票率100%の日本にならないかな~。
仮に、投票率40%だとしたら・・・。その後のことをよく考えたら、怖いことでもありますね。
自分の意思表示を 行動化できる国家イベントに参加しましょう!
真摯に考え、判断し、一票を投じましょう!
P.S 12月14日 17:30 期日前投票を済ませました。 カモシカ
選挙結果後の 興味深い12月17日配信ニュース記事のひとつ。<抜粋>
(結果は、こんな形になるのかなと 大方の予想どおりではあったが。。)
テレ東&池上彰の選挙特番、容赦ないツッコミで異彩を放つ?
Busines12月17日(月)17時10分配信 「TXN衆院選SP『池上彰の総選挙ライブ』公式サイト」(テレビ東京)より
衆院総選挙が終わりました。自民党圧勝という選挙結果を受けての今後の政治情勢分析については、専門家のみなさんにお任せするとして、今回は、テレビ各社の「選挙速報番組」について書きたいと思います。
各社のラインナップを見ると、NHKは、『衆院選2012開票速報』と題して、いつもどおりの淡々と速報を伝える硬派な番組演出。
日本テレビ系は運悪く(?)、「FIFAクラブワールドカップ・決勝」と日程がかぶってしまったため、サッカーの試合時間中は、データ放送を使って当確情報を画面の隅に流すだけでお茶を濁し、試合終了後に『NNN総選挙特番 ZERO×選挙2012』を放送。アイドルグループ・嵐の櫻井翔くんが東京ドームのコンサート会場から駆けつけるなどの演出も入れて、巻き返しを図る作戦。
テレビ朝日系『選挙ステーション』は、前半を『報道ステーション』の古舘伊知郎が担当し、後半は田原総一朗と各党論客が3時間の(『朝生』的な)討論番組という2部構成。
TBS系は、『乱!総選挙2012』と題し、堀尾正明・膳場貴子キャスターをメインに、スペシャルキャストとしてくりぃむしちゅー上田晋也が参加していました。
フジテレビ系『FNN総選挙2012・ニッポンの決意』は、安藤優子と三宅正治のメインキャスターに宮根誠司がナビゲーターとして加わる、ちょっとガチャガチャした感じ。
ザッピングしながら見ていましたが、正直どれもこれも似たり寄ったりで、チェルシー(ヨーロッパ王者)がコリンチャンス(南米王者)に負けてしまったサッカー・FIFAクラブワールドカップ決勝戦が、各局の番組の中で最も盛り上がったかも……。
●突出していたテレ東
さて、みなさん、まだご紹介していない局が1つあることに気づいていますか?
そうです、テレビ東京系(テレ東)についてまだご紹介していません。
ご覧になられた方はおわかりかと思いますが、テレ東の『TXN衆院選SP「池上彰の総選挙ライブ」』は最高に面白かったのです。
今回のテレビ各局対抗・選挙速報番組対決では、(個人的には)テレ東の圧勝だと思いました。テレ東ではお馴染みの池上彰がわかりやすく解説する形式で、進行役は、『モヤモヤさまぁ~ず2』や『出没!アド街ック天国』でお馴染みの大江麻理子アナ。番組としては、テレ東お得意のまったりとしたゆる~い感じの番組なのですが、よく見ていると、テレ東&池上彰のとても挑戦的な番組でした。
まずは、候補者のプロフィールに注目。普通の選挙速報番組ではありえない内容が書かれてました。
例えば、石原慎太郎・維新の会代表のプロフィールには、「“暴走老人”、公式HP名『宣戦布告』」、同党の東国原英夫には、「たけし軍団→知事→国会、おそるべし上昇志向」って、これ、完全に悪意あるでしょ(笑)。
ほかにも、石破茂氏のプロフィールには「カレー作りに異様な情熱」など、そのほかの候補者でも、
「母が振り込め詐欺の被害に」
「大学の先輩は長州力」
「繊維問屋の息子」
「父は偉大なるイエスマン」
「身長186cm」
「ブログに昼食メニュー掲載」
「元NTTドコモ採用担当」
「出馬による転居で息子が涙」
「村上水軍の子孫」
「カエルの置物が大好き」
など、正直どうでもいい情報すぎて、ほかに何が書かれているのかが気になって、開票速報への注意がおざなりになってしまいましたよ。
●容赦ない池上彰の突っ込み
プロフィールには、どういう経緯で政治家になったのかというのも書かれていまして、池上彰は自民党・小渕優子に対して、「お父さんが議員じゃなかったら、あなたは政治家にはならなかったのでしょうか?」と、世襲議員にストレート過ぎる質問をしていました(小渕苦笑い)。
各党幹部に対する池上彰のインタビューもすごかったです。
石破茂・自民党幹事長に対しては、「自民党が勝ったんじゃなくて、民主党が負けたと言われていますが、石破さんどうですか?」と、オブラートにくるむ気ゼロの質問。
石原慎太郎・日本維新の会代表に対して、「パプアニューギニアと北朝鮮を一緒にするから、石原慎太郎は暴走老人って言われるんですよ!」と、若干キレ気味。これを聞いた石原慎太郎も逆ギレな感じで中継が険悪なムードに。中継終了後に、石原代表は明らかに「バカ」と言っていました(音声がオフだったので、口の動きでそう見えたという話です)。
池上彰は止まりません。
無所属の鳩山邦夫(元自民党)に対して「選挙区、昔東京でしたよね? 福岡に移ったのは、(鳩山家が大株主である)ブリヂストンの工場があるからですよね? 自民党に戻るんですか?」
前回の選挙で落選し、今回復活当選した公明党・太田昭宏へは、「今回は、自民も民主も対立候補を立てなかったから当選できたのだと思いませんか?」って、もう、狂犬のように牙剥きまくり、誰にでも噛みつきます(笑)。
その、太田氏への中継終了後に出したフリップには、「宗教法人の信者数」というタイトルで、「創価学会:827万世帯、神社本庁:6242万人、幸福の科学:1100万人、立正佼成会:350万人」という内容。どこまで突っ込むんだ、テレ東&池上彰?
ちなみに公明党関連では、一般視聴者からの質問で「公明党から出馬する候補者はみんな創価学会員なのですか?」(千葉県16歳高校生)との質問も、サラッとやってしまいます。これに対する池上彰の回答は、「会員が多いですが、それ以外の人もいます。意外と知られていないことですね」と、軽く答えてしまいます。
もちろん、次期総理候補である安倍晋三・自民党総裁に対しても容赦ありません。
「戦争もする、交戦規定もある、ということは国防軍の兵士に死者が出ることもある。そういうことを命令する立場になるということですね?」
と、切れ味鋭いカミソリのような質問を次々と繰り出します。
このほかにも見所がたくさんあったのですが、ありすぎて紹介できません。テレ東さん、ぜひDVD化してください!
(文=アラキコウジ/ネタックス)
その他、こんな分析も。
選挙前に乱立した小政党はやはりあまり議席が取れていない。仮に橋本府知事が率いる維新の会だけが立っ
ていたらまだ違ったでしょうが、今回の選挙ではこのほかにもやたら小さい政党が突然出現してきたので、
有権者も政策の違いが読めずに自公に投票が集まる結果になったのではないかと分析。
さらに付け加えると、2005年の郵政選挙以来、総選挙では一つの有力政党に票が集まる傾向が
強くなってきている。この原因は至って簡単で依然と比べて固定的な組織票が減った一方で
浮動票が多くなり、世論というか流れに乗った政党が大勝する傾向がはっきり出ており、
何かしら強い独自色を出さない限りは第三極は生まれない。
それだけに石原元都知事と組んで政策を虹色化させたのは橋本府知事の最大の失敗だったと言えるのではないか。
浮動票といえば、前回の民主党の政権奪取への大きなうねりであったわけだが、
国というマクロの視点からすればこれは抑えてとなる児童手当の件だが、
それによって打撃を受ける層は、それ1点を以って投票先を変えてしまったと言えないか?
経済政策や外交は私たちにはわからないという意外と多いこの層の感覚をリアルにとらえる感性の欠如。
戦後最低の投票率=59%であった。 死に票の多さ! 第3極および準じる少数党の票分けと埋没。
やむを得ずの消去法による消極的な支持なのだがと読み取れるのではなかろうか?
本当の民意と議席数がかい離している小選挙区という制度の特徴が如実に出た。
・・・・・比例区での民意は必ずしも自民党ではないと読み取れるのだが!・・・・・
本当に国民のための政治を執り行っているか否か、みんなで日々チェックしていくことが求められるだろう。
追加:<池上氏、選挙特番を振り返る>
政治家を育てる質問──「池上彰の総選挙ライブ」
ニューズウィーク日本版 12月25日(火)11時42分配信
12月16日の衆議院選挙投票日。テレビ東京の開票特番「池上彰の総選挙ライブ」を担当しました。
放送中から思わぬ反響をいただき、テレビ東京にはいまも再放送やDVDの発売を求める声が寄せられているそうです。
テレビ東京の人たちはもちろんのこと、外部スタッフが総力を挙げて制作・放送したものですから、当然の評価とはいえ、その一翼を担った私も嬉しく思います。
いつも「いい質問ですね」が口癖の私としては、視聴者に「いい質問ですね」と言ってもらえる内容を目指したからです。
ただ、党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する評価は面映ゆいものがあります。
というのも、たとえばアメリカのテレビの政治番組なら、政治家に対しての容赦ない切り込み、突っ込みは当然のことだからです。
日本なら「失礼な質問」に当たるようなことでも、平然として質問をしますし、質問を受けた側も、怒ることなく(怒ったら負けですから)、見事に答えます。そんな当然のことをやってみたに過ぎないのです。
私の質問に対する政治家各氏の反応はさまざまでした。怒り出す人、論点をずらして反論を試みる人、他党の例を出して誤魔化そうとする人、絶句する人----。期せずして政治家の性格やレベルが浮き彫りになりました。
こうしたインタビューが評価されるということは、逆に言えば、これまでの政治番組や選挙特番が、政治家に対して、厳しい質問をしてこなかっただけなのではないでしょうか。
「当選おめでとうございます。いまのお気持ちは?」レベルの質問をしていては、政治家の答えも容易に予想できます。聞かずもがなの質問。それでは「いい質問」ではないのです。
まして、政治家に質問を投げかける側が、政治の勉強をしていなかったりするようでは、本質を引き出すことはできません。
いまの日本の政治家に関しては、その質が低いのではないかと批判されます。それはその通りなのですが、政治家と真剣勝負をしてこなかった日本の政治ジャーナリズムにも責任があるのだと思います。
なれあいの質問、返事が容易に予想できる質問ばかりを投げかけていては、政治家は緊張することがありません。自分を高めていこうという意欲をかき立てることもありません。
まずは、政治報道に関わるジャーナリストが、「いい質問」を鍛え上げること。日本の政治を立て直すためには、ここから始めてはいかがでしょうか。
政治家を育てるような質問を考えるのです!
池上さんもおっしゃるように政治報道に関わるジャーナリストが、「いい質問」を鍛え上げること:大事なポイントかもしれませんね。