猪鼻嶽=金時山からの富士山である。
乙女峠で薄雲が広がりだしたが、山頂にたどり着くとさらにくもりの度合いが増してきた。クリアに遠くまで見通せないのが残念だ。(皮肉なもので下山し始めると日差しが出てくるのである。)
春や秋の遠足シーズンだとごった返している山頂だが今日は静かであった。
明日の元旦はきっとラッシュ、ラッシュとなるんだろうな。
山頂からの展望を写真で
金太郎です!!
鉞(まさかり)と金時神社・・・二人は一体何をお祈りしていたのだろう?
近くにある山だからいつでも行きたいときにいける山である。もう何十回と登ったであろう。(いちいちカウントもしてないが)
展望もそこそこいいのであるが、いつ行っても人の多さが気になりカモシカの指定席は毎度大涌谷側に飛び出した岩の上である。しかし今日は、初めてテーブルベンチ<1番富士山よりの特等席>でのランチであった。静かであった。
今年の山行を振り返りながらの山頂でのひと時であった。
しかし、口ずさんでいた歌は「穂高よ、さらば」であった。やはり、穂高は絶対落とせない山なのである。ワクワクさせられる山なのである。 本日おしまい。
2006年を振り返って
今年も間もなく幕を降ろそうとしている。お花見ハイキングから低山登山、中級山岳そして3000m峰の縦走までいろいろな山に登った。
いろいろな山を愛する仲間との出会いも会った。山に出かけて癒され、元気になっていい仕事もできた。
初めての山は言うまでもなく何度登った山も 山はその時々に鮮やかな印象を刻む。山と対峙しその時々に自分を問う。
また、私にとって山は感動の連続である。花に、鳥に、動物たちに、岩に、風に、陽光に、紺碧の空に、星に・・・・・。
登山の醍醐味は、自分の手と足、そして頭で登ることにある。
登らせてくれる山があるなら、いつでも感謝の気持ちを持ち続けながら登ろう。
今年の1番の想い出は、やはり北アルプス槍・穂高への縦走である。その後1日仕事をしてその夜には猿倉へ。白馬・唐松の縦走。残した西穂へ。北穂と槍のツインの姿が一発目の縦走で見られなかったので、夏の終わりに北穂南稜から奥穂へ。紅葉を愛でに遭難事故の翌日、大ピーカンのもと初冠雪の涸沢カールで三段紅葉を堪能するなど槍と穂高なくしては語れない。(その分今年は南アルプス3000mの縦走はできなかったが)
そして、それらの記録を拙いながらブログで綴り始めたことである。写真の整理にもなるかな、自分の歩いた軌跡を残したいななどの思いで右も左もわからずに手探りで始めて見た。
しかし、そこには多くの温かい人たちがたくさんいらっしゃった。自分の世界が少し変わった気がする。
日記<山や旅の記録<→たくさんの人との出会いが始まった。うまく表現できないが「目から鱗」って感じであろうか。
山に登るワクワク感とは一味違うワクワク感がある。
6月末より我がカモシカブログに立ち寄ってくださった方々、コメントしてくれた方々、アドバイスを頂いた方々、本当にありがとうございました。
ブログのテクニックがよくわからず遅々として拙いブログですが、少しずつできるところから改善しつつ来年も続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、皆様よいお年をお迎えください。
2006・12・31 カモシカ
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