2007・3・18 またまた新宿末広亭
残念ながら、今井美樹のライブではありません。しかしながら、生の噺家さん、芸人さんと手の届きそうな距離で落語などの話芸を楽しむわけですから、広範囲に解すればこれも“ライブ”といえなくもなかろう。
先ずは、本日のお土産からご覧いただきましょう!
これは紙切りの林家正楽師匠の作品である。寄席の中では中心は落語だが、その合間に漫才や、奇術、そしてこのような紙きりなどが入り、落語と区別して「色物」と呼ばれている。
テレビで紙切りも1度は見たことがあろうかと思うが、客の注文を受けてから僅か1分少々で即興で1枚の紙をハサミで切っていく。黙々とやるのではなく、お囃子に併せて体を動かし、揺すりながら、なおかつ軽妙なトークを盛り込んであっという間に出来上がりとなる。見事な技である。
紙切りをやる方は何人かおられるが、私は、正楽師匠が可愛くて一番好きだ。
今回は「ディープインパクト」を注文してみた!上の写真がそれである。
続きまして、上記作品のB面。切り抜いた後の残骸もこうして見れ場立派な作品となる。
レトロな看板に寄席文字がよく似合う。
客足が伸びるようにと、右上がり。寄席に、空きがなきよう、隙をなくした独特の形であり、江戸情緒漂う日本人の粋が感じられる。こういう文化も大切に残したいものの一つである。
末広亭:正面入り口全景
本日の出演者の名前が順番に並ぶ。本席の主任=大トリが別枠たて看板で大書されている。
今日はいい天気で山に出かけていればそれはそれで有意義菜1日だったろうにと思う。しかし、今日の寄席はいつにも増してよかった。
トピックスは寄席で涙したことであろう。代演の「志げる」さん。この方はアコーディオン1つで弾けない曲はないというのが売りの人。むか~しの曲も弾くのでときどき?の時もあるが、今回は野口雨情とその娘さんの話があまりにも素晴らしく琴線を揺さぶり思わず涙を流してしまった。
初舞台から見ている前座の「小ぞう」さん。毎回、上達しているのが手に取るようにわかる。がんばれよ!!これも寄席通いの楽しみだ。
巡り会わせで今回が初対面の古今亭菊朗。歯切れのよいテンポで楽しみな噺家の一人になりそうだ。間もなく真打昇進確定の有望株である。
そして、昼の部の大トリ:古今亭円菊師匠。物腰の柔らかい丁寧な方で話は円熟の極み。次期、人間国宝にしたいくらいの師匠である。語りそのものが名人芸である。いつまでも聴いていたかったが、持ち時間にての終演となった。
落語,殊に寄席は疲れた時の心のビタミン剤でもある。また行こう!
☆今から「ぶらり旅」に出かけます。(ラッキーなことに休みが取れた!)24,25日が雨になりそうなので2泊のショートになりそうです。とりあえず西へ・・・。。。
山登りであっちの山、こっちの山を追いかけていくと、休みもあっという間に終わっちゃうし、なかなか登山以外のことができません^^;(それが今の悩み・・・)要するに、お金と休みが足りないってことかー・・
あ、、、ぜんぜん違う話題ですいません^^;
休みの日は登山ですよ!基本は。
文化的パターンは、冬場と梅雨時が多いかな。
休みはもっとあるといいな~というのが、本音です!
お金もあったほうがいいけどね。
天気がよくて、仕事の疲れが尾を引かなければ山に出掛けるのが何よりですよ!!