ものづくり・夢工房     久保田技術研究所

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一人乗り超小型垂直離着陸機 MicroVTOL

2014-09-06 | 一人乗り超小型垂直離着陸機
 昨今、地震、津波、土砂災害等、自然災害による多大な人的被害をもたらしている。2011年の東日本大地震ではがれき等により現場への迅速な踏み込み捜索ができず多大な人命が失われた。また、福知山の洪水被害、広島県においては豪雨による土砂崩れ、土石流が発生し大きな被害をもたらした。道が寸断され、現場を確認行くことすらできない状況であった。災害時(地震、津波、土砂災害等)で、最も必要とされているのは何かと考えたとき、現場への迅速な踏み込みである。しかしそのような状況のなかで移動する手段がないことに強く問題を感じた。科学の進歩が進んだ現在において、そのような場所に移動するための乗り物がヘリコプター以外には存在していない現状である。ヘリコプターは峡谷での低空飛行は気流の巻き込みから失速の危険性があり近寄れず、また着陸が困難である。研究するMicro VTOLは世界最小の飛行機をめざし、超低空飛行とホバリングを可能とし、小型で着陸場所を選ばず、現地近くまで大量にトラック輸送できる飛行機として研究開発している。

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