ものづくり・夢工房     久保田技術研究所

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CB72 CB350 CYB350 アルミタンク の製作 part9 (キャップ編)

2015-03-28 | CB350 CYB350 レーサー

金型ができました。

いよいよ鋳造です。 電気炉でアルミの廃材を750°で溶かせ鋳込みました。

1回目鋳込み  なかなかうまく湯が流れませんでした。金型が冷えすぎていたのです。

2回目鋳込み:

今回もまた注入不足、やはり金型の温度か?

次にさらに金型温度を上げて鋳込んでみました。

 

 

 

金型を開けてみる。ワクワクします。 大成功!!かも

少し注入不足はありますが問題なしのできばえでした。 最高に嬉しい瞬間でした。

金型から抜き取るのが大変です。 プレスで裏から押さえられるように穴を開けて棒をさして押し出すようにするとうまく抜けます。

注入不足部分を溶接してほぼ完成、後は寸法に合わせて削っていくだけで本体部分は終わりになります。この後パッキンの取り付け部分

の製作になります。

 左が私が鋳造したもの右が本物です。まだ切削による外形はしていませんがよく似ていると思いませんか。

  完成したキャップの裏側です。雰囲気良くできました。

   満足!!!!

 

 

 

今回 電気炉でアルミを溶かしました。ついでにCB92のタンクキャップを鋳込みました。石膏でメス型を作り流し込んだだけ

でいい加減な作りでしたが形になりました。

CB92のタンクキャップです。磨けば使用できるでしょう。元々プラスチック製なのでヒビが入ってきてました。黒くアルマイト処理をすればいい感じになると思います。これも挑戦していきます。

 次回は取り付け台本体の製作になります。これも金型から製作していきます。

 

 


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1 コメント

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マルテンサイト変態千年グローバル (鉄鋼材料エンジニア)
2024-11-01 03:26:49
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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