けんけん@星空の下のティンリです。
ティンリ高原は広く、ニューティンリと呼ばれるシガールではなく、
ここはオールドティンリと呼ばれるチョモランマやチョーオユーの登山基点の村です。
本日もここまで完全舗装でドライブはスムーズそのものでした。
走行時間がかなり短縮できるので、朝もゆっくり出発でき、
途中の峠、ツォーラやカツォーラでお散歩をしたり、ランチを長く取ったり。
隊員達の高所順応の過程としては、とても条件がよく、みんな元気です。
本日中国時間6時頃のチョーオユー。となりにはチョモも見えました!
CTMAガイドのパサンの話だと、国境のザンムーまで舗装道路は完成したとのこと。
走行しやすく、便利でスムーズにはなりましたが、
「僕はあんまり嬉しくない。たくさんの人が入ってきて、ゴミを捨て、自然を壊す。」
と、重い言葉。さらに付け加えて
「そしてチベットではなくなる。表面はきれいになっても内面はそうじゃない…。」
と、車の風きり音にかき消されそうな声でポツリと言った。
誰も口にしないことだけど、誰もが知っている彼らの隠された境遇、閉ざされた心。
何が言いたいのか、それ以上話さなくてもわかるよねって顔をされた。
ティンリの村は、メインストリートが舗装されたけど、側溝の工事などが続いていて、
土砂が積み上げられ、風が吹くと、やはり砂ぼこりが舞います。
相変わらずの招待場のような“ボロ長屋”のチョモランマビューホテルに到着。
あれ?でも庭が広い?!ふ~ん、建物を後ろにずらして中庭を広くしたようです。
新しい建物を作る計画もあるとか。ここのチベッタンは、なかなか儲かってますなぁ。
この宿泊施設で、先に着いていたネパールスタッフ達と合流!
見慣れた笑顔にあって、隊の荷物も無事に届いて、ホッとしましたが、
なんと彼らの乗ったジープが路肩に乗り上げ、車は大破して別の車に乗り換えて到着したとの事!
ラクパチリが頭を少し怪我したみたいでしたが大事故にならなくて良かった。
「それはダイジョブだけど、アブラの料理が続いてお腹ゴロゴロしてるね。早くダルバート食べたい!」
と、ボビーが言ってたのを聞いて、メンバーたちも緊張がほぐれ微笑んでしまいました。
彼らの半分は、明日にはTBC建設のために先に出発。ほんと頼もしいです。
そして、そして、隊員達の明日の予定には、サプライズが!!
なんと明日の順応のための滞在日にチョモランマBCを往復できることになりました!!!
CTMAのスタッフ&ドライバーたちと話し合って、なんとか入域許可を取ってもらえることに。
これは、予想もしていなかった展開で特別中の特別!言ってみるもんだね~。
ロンブクのゲートまでじゃなくて、一般の人は入れない5200mのTBCまでだよ!
日帰りトリップだけどメンバー全員大喜び!よかったぁ。
たくさんの思い出がつまったチョモランマのベースキャンプ。
僕にとっても、大きな意味のある滞在日になりそうです。
ではでは、またレポしますね。
PS:パワーフィルムがブックマークに追加されました。
小さな巨人、エンジェルフェイスより返信があります~。
nanosuguさん、 augiさん、MACさんへ
コメントとっても嬉しいです。元気が出ます。
毎日楽しく旅していますよ。皆さんによろしくです。
たけしへ
毎日元気に旅しています。たけしのお陰でこうして山に行けます。
感謝してるよ。みんなによろしくね