脊柱管狭窄症&圧迫骨折

2009-09-03 16:00:00 | カイロプラクティック
最近、高齢の方が多く見えるようになりました。

症状は腰痛、下肢痛、特に歩行時の長時間(10分以上)の歩行ができない方がいます。

10分以上が長時間というと基準がありませんが患者様の自己申告で10分以上を長時間とします。(時間は同でもいいと思いますが)

10分くらい歩くと腰痛と下肢痛がでてうずくまるような姿勢になってしまいます。

今日、来院した新患の二人の方もまったく同じような症状でした。

姿勢もだいぶ気にして「猫背がいや」「腰が曲がっている」・・・結構気にされています。

共通して言えることは体幹の進展ができないということです。

無理をして姿勢を良くしようと背筋を伸ばすと腰部から臀部痛、下肢痛がでて歩けなくなるそうです。

自転車や乳母車を押して前かがみの姿勢で歩くと楽に歩けるようになります。


このような患者さんを整形外科でレントゲンやMRIで画像的にみると脊柱管狭窄症やヘルニアなどが見えることがあります。

なかには脊椎の圧迫骨折もみつかることがあります。


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今日の新患の一人は、長時間の歩行痛(臀部から膝痛、膝裏の痛み)がでて歩けなる症状です。

整形外科(大学病院)で検査したら「軽いヘルニア」あったそうです。

手術をするほどででもないから様子をみましょうといってシップを処方されたそうです。

シップをしても良くならずCCRKに紹介されて来ました。

CCRKの検査では「梨状筋のこり」とスポーツ選手によくみられる膝蓋骨下縁の炎症「ジャンパーズニー?」です。

この方は歩くの好きでどこでも歩いていくそうです。

家の近所は坂道が多く大変だそうです。

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もう一方の方は、整形外科で画像検査をしたら「胸椎11番」の圧迫骨折がみられたそうです。

圧迫骨折が腰痛の原因で下肢痛や臀部痛がでているといわれたそうです。

しかし、この圧迫骨折は1年前に他の整形外科で治療をうけ治っているとお墨つきの骨折です。 なんかおかしいですね。

3月にご主人が無くなってから腰痛や肩こりがでて、動く気がなくなってきたそうです。

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いずれも筋肉が働いていないだけの問題です。

からだを触って問診をすればそれなりのことがわかるはずですが、最新機器の医療機器に診断を任せると臨床的な見落としがでてきます。

痛みは画像では見えません。


拳骨

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