試合前の腰痛

2009-09-18 08:34:12 | 心と身体
スポーツ選手で多い障害の一つに慢性的な腰痛があります。

スポーツをしているのだから疲労が蓄積してくると痛くなるだろう、と誰でも思います。

疲労をとるための休息や、スタミナのつく食事を取って栄養補給も大切です。

また、披露に負けない強固な筋力が必要と筋トレも重要です。

現場ではいろいろな予防策を立てて実践しています。


それでも障害は無くなりません。


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25年以上スポーツ選手を診てきましたが高校生や中学生の障害が多く発生する時期があります。

新年度が始まって先ず多くの選手の障害発生期間は4月後半から5月のゴールデンウイーク期間です。

丁度、この時期は春季大会で関東大会の予選の地区大会、県大会が始まる時期で選手や指導者にプレッシャーがかる時期です。

本来はこの時期は「試合期」ですから試合感覚の軽い調整とメンタル面の再確認程度の練習でいいはずですが、なかには練習量が過剰になったりすることがあります。

この時期のコンディションをベストに持っていくのは難しいです。

指導者は選手個々に任せますが、所詮素人ゆえコンディショニングの知識は乏しいです。

指導者も同様にコンディショニングの専門家では無いのでいたし方ないと思います。


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話を腰痛に戻します。

コンディショニングの一環として「メンタル」があります。

この「メンタル」(心理的要因)は試合期になると選手に多大な影響を与えますが、指導者も選手も気づいていないようです。

「物言わぬこころ」の訴えです。知らず、知らずのうちに「物言わぬこころ」の泥沼に足を取られて抜け出せなくなることがあります。

「物言わぬこころ」は姿かたちをを変えて身体症状として現れます。

ある選手は、風邪様の症状。

ある選手は、胃腸障害。

ある選手は、感情障害。

ある選手は、不眠症。

ある選手は、肩こり。

ある選手は、ギックリ腰。

ある選手は、肩の痛み。

ある選手は、・・・・・


試合前の身体症状は単なる練習のし過ぎではなく「物言わぬこころ」の問題が影響していることが圧倒的におおいです。


先日来た選手はこんなことを言っていました。

「そういえば、試合前になると腰痛が起きて練習ができないくらい痛くなります。試合が終わると治療のしないのにいつの間にか治っています。」



試合前のメンタル強化にニューロパターンセラピーをお勧めします。もちろん障害の治療、予防にも効果があります。

アクティベータメソッドと合わせて提供しています。


拳骨


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