昨日の、旭岳の画像。
ちーさんが、電線を消してくれました。
これでも「時間が無いので、粗くなりました。」とさ。
あー、もう!涙が出る!
へへへ、嬉しい♪
今日、しっぽな地方でヒョウが降ったりしまして。
おかしな天気だったのですよ。
青空と黒い雲が混在していて、暗かったり、眩しかったり、いきなり雨降って、ヒョウが混ざったり。
空気も冷たくなって、風が強くなったり弱くなったり・・・。
今日のしっぽなの心のようでした。
心動かされる事が、いろいろあったのです。
心ときめく眩しい気持ち。
暗く澱んだ苦しい思い。
そんなものが混在すると、不安定に揺れ惑い、自分でも何が何だか分からなくなる。
母の白内障治療のため眼科受診。手術の決定という現実の中、待合室で見つけた素敵な写真集。
「星野道夫」さんという写真家、引き付けられる写真と、心に突き刺さる文章。
<宇宙(そら)>のブログに出会った時に似た感動と驚きで、嬉しい出会いに心が浮き立った。
けれど、その方、10年以上前に亡くなっていた。取材撮影中、熊に襲われて。
ロシア、カムチャツカ。まだ、40代半ばの若い命。
出会いと別れを一度に体験したような、複雑な感情に心が締め付けられた。
いつか、写真集を手に入れよう、と決意した時、「捨てた愛」からメールが来ていることに気が付いた。
メールを読んで、きつく、目を閉じた。・・・醜い心の揺れ動き。
目の奥にジワリとした感覚を覚えて、グッと堪える。
今、私は、<宇宙(そら)>のこと以外で涙を流したくない。
捨てた愛のために、泣きたくない。
家に帰って、まず用事を済ませる。
黒い雲間から見える青い空を見て、ちーさんが送り返してくれた旭岳の映像を想い浮かべて微笑んだ。
そして、ちーさんからの優しさが、また、届いていた。
まずは、片付けたい事を済ませてから。ちーさんとの交流は、その後。
気持ちを落ち着かせて、パソコンメールで別れた夫に返信した。
向こうからも、長文が送られてきた。
電話では、表面上の言葉でしか言えなかった事。
今の私の状況と気持ちを(ちーさんの事ではなく、現実の事)、必死に伝えた。
今更、励ましても、離れていて、何もしてはあげられない。
彼の謝罪とお礼の言葉が、空しさを伴って、私の心を締め付ける。
彼の人生には、私にも責任がある。
でも、私の人生も彼によって、多少でも歪んでいる!
そんな言葉。
傷ついただろうか?
気落ちしただろうか?
そう心配してしまう自分に呆れる。
頑張れ!
頑張る事が、あなたの責任のとり方。
それ以外、何も出来ない人。
やっぱり、私は、泣いていた。
捨てた愛への憐れみと、ちーさんへの思いで胸が苦しいまま、
大粒の涙を流しながら、私は、ちーさんへお礼メールを打ち始めた。
昨日となんら変わらぬ表情で。
こればかりは、ちーさんに言えない。
何故、こんな風に泣いてしまうのか、誰にも言えない。
20年間夫婦でいた彼と私の共有部分は、他の誰にも、説明のしようがない。
ただ言える事。
この涙の、たくさんの理由の中の一つ。
それは・・・、確かに愛し、夫婦の契りを結んでいたその人を、
今はもう、全く愛していないと確信する、その事が心から悲しい、ということ。
・・・・・
あの、訳がわからないこと・・・。
どうか、お気になさらず、放っておいてください m(__)m