最近は、「写真って、どうやって撮るんだっけ?」
というような、情けない状況になっている。
才能ないんだな・・・、と落ち込むばかり。
誰に見せなくても、誰に褒められなくても、
「今日は、いい写真が撮れた!よかった、よかった!」
と、意気揚々と帰って来たいのに、車から降りる時、
「早起きしたのに・・・。」
と肩を落とすことが多い。
亡くなった健さんの遺作映画の中。
北野たけしが、こんな内容のセリフを言っていた。
目的があるのが旅で、無いのが放浪。
そうか、私は、放浪している。
何となく車を走らせて、車を停められるところを見つけて、ただカメラをセット。
良いロケーションは無いか、雲の流れはどうか、霧は出そうか、と
ただ、ただ、焦っていた。
何で写真を撮るの?
どうしてここで、カメラを構えようと思ったの?
これが、切り取りたい風景なの?
そうだよね。
チャンと、落ち着いて、風景に向き合おう。
「心の旅」の写真を撮ろう。
放浪ではなくて・・・。
真摯に、一生懸命、物事に向き合っているか?
難しいけど、ちゃんと考えながら、生きていたい。
世間では、忙しい雰囲気が漂っているようで・・・
いろいろ、大変ですなぁ・・・
みなさん、頑張ってください。
何でもいいけど、優しい人がいつも平和でありますように・・・