これは月ではありません(爆) 神楽丘公園、雪をかぶるナナカマド
せっかく撮っても、PCフォルダに入ったままの私の写真。
赤い実が可哀想なので、出してみたりして・・・
このブログでもよく言っていますが、私は写真好きというより撮影好き、なんですよね。
だから、苦労して撮っても、ほったらかしで、パソコンの中に埋没していく・・・
まあ、本当の所は、「こんな写真、人に見せるほどのものでは無い。」といった、
マイナス思考の結果ではあるのですが・・・。
日曜日の夜、窓の外に光りを感じて空を見上げると、雲間に月が・・・
翌日が満月の、ほぼ丸い月が私を誘います。
天気予報を見ると、朝、晴れの予報・・・これは行くしかない!
決意して、お風呂から上がった母に宣言した。
「明日の朝、ちょっと出て来る。日の出を見たら帰るから。」
「あら~、寒いよ~、ホッカイロあげようか?」
「持ってる!」
5日、月曜日、朝3時。
携帯のアラームで目覚めると、寝ている家族を起こさぬようにそーっと準備して、
3時30分、自宅を出発。
この時点では、空は雲が多く、月も隠れていた。
だからと言って、今さら止められない。
決めていた撮影場所、美馬牛に向かって車を走らせる。
道路は、ガチガチに凍って、時々横滑りする。
怖くてスピードを出せないけれど、この時間走っている車は、ドライバーは大抵急いでいるから、
あおられるのが怖くて、私は度々車を路肩に寄せて、追い越しを促してやり過ごすのです。
そうして、目的の場所に着くと・・・
ふふふ・・・やっぱり!
雲が流れて、月が顔を出し始めました。
ポプラの月影が、何とも言えない!
相変わらず、設定に悩みます。
星を狙っている時は、感度を上げて、絞りは解放。
月はそれでは明るすぎる。
私は、月に光芒が無い方が好き。ならば、絞りは開く。
でも、そうすると、風景がすっきりしないのかも?
雪が光るのを捉えるには、露出を時間を長くするのがいいのか?
感度を上げた方がいいのか?
ゴチャゴチャ考えているうちに、なんだか、訳が分からなくなる・・・
月が雲にかかると、尚更どうしていいか分からない。
月の光が雲に滲むから、光芒を気にせず絞りを上げる。
すると、他の設定を変えないと暗くなる!
ああ・・・、文章まで、ゴチャゴチャして来た!
暗やみの道路から、雪原にレンズを向けていると、一台の車が停まりました。
近くの農家に、新聞配達?もう、そんな時間?と思っていたら、
降り立った男性は、三脚を立てて、撮影開始・・・
同じ風景を狙うカメラマンだ!
アングルに悩みながら、少しずつ移動して、近付いて来る。
「こんばんは。」と、声をかけられて、
「おはようございます。」と返事。
彼にとっては夜なのか?
私にとっては、朝だった・・・、真っ暗だけど。
しばらくすると、雲が流れて来た。
男性カメラマンは、アングルを変えて何度かシャッターを押して、月が雲に隠れると立ち去った。
私は、雲の流れの中に、良いチャンスは無いものかと、まだ、その辺をウロウロ・・・
ありゃ・・・、長くなって来た・・・
続きは、次回・・・