昨日の夕方は雨が降っていた・・・
お蔭で、微妙なオラフは、グズグズに・・・
可哀想すぎて、見せられない(爆)
その後は、降りしきる雪・・・今朝、1時間雪かきをして、腰が痛い。
ああ・・・、前回の続きだった・・・
月が雲に隠れると、辺りは暗く沈み夜の様相・・・
振り向けば、東の地平が白っぽく見える。
おそらく晴れていて、山が見えるのだろうと、少しだけ車を走らせ、
丘の頂上から東の空にレンズを向けた。
ん~・・・、もう少し、感度を上げればよかった。
これは、白い山を強調したくて、加工ソフトで少し明るく調整しています。
この季節、晴れた夜に白く浮かぶ十勝岳や大雪山が魅力的です。
感度を上げて、露光を長くすると、目に見えなくても、くっきり写るんですよね!
これからどうしようかな~
日の出はどこで撮ろうかな~
ぶつぶつ言っていると、まだらの雲の間から、沈む直前の月がチラチラと光っているのが見えました。
こういう時も、設定に悩む・・・どうすりゃいいの?
誰も居ない静寂の風景に見えるけれど、この直ぐ近くに農家の家があり、
人々がごく普通の生活を繰り返している。
私が立っている場所だって、キレイに除雪された平らな道。
雪に塗れながら、雪原に踏み込んでいるわけではないのです。
けれど、レンズを通して切り取れば、まるで特別な世界になる。
写真の楽しさは、そういうところにあるのかな?
日の出は、以前、目星をつけていた美瑛の丘で撮影しようと思いつき、道を下ると、
先ほどのポプラの前を通って、また、月が気になる。
雲間から月が見えたら、今度は大きく撮ろうか?と、レンズを広角から望遠に変えた。
でも、雲が厚くて、辺りは暗くて、望遠のピント合わせが上手く行かない。
いい加減、諦めて出発しよう!
「お月様、またね。今度はどこで会いましょうか?考えておくわ。」
次に着いたのは、メルヘンの丘、と名付けられたところで、夏場は駐車場もあるのですが、今は雪が積もって、入れません。
その丘のすぐ下の道路に、何故か、道幅が広くなって、車を停められるスペースがありました。
もしかしたら、この季節にも観光客が来て、下から丘の風景を見るのかしら?
そのための、駐車スペースなのかな?
どちらにしても、私には好都合!
車を停めて、スノーシューをはいて、えっさほっさとなだらかな斜面を登ります。
道先案内は、キツネの足跡。
もちろんそこは畑の中ではなくて、夏場、観光客が歩いて丘に登るため道ですよ。
やっと丘の頂上に辿り着いたはいいけれど、雲が広がり、朝焼けの期待は薄い。
がっかりしながら、それでもレンズを向けて・・・
何だか、ぼんやりしているな・・・。
時間があれば、雲間から漏れる朝日を期待して、待ち続けるのもいいのだけれど、
今日は午前中に用事があるから、もう帰らなければ・・・
曇り空を背に、丘を降りる時、なにやら寂しかった。
もっと冷えて、霧が出て、そこに朝日が射したらな・・・なんて、都合のいいことを考えながら、
ツルツル路面の家路を急いだのでありました。