Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

祖父の作品

2011年08月16日 | アトリエから
昨日はお盆に家族でお墓参りにいってきました。

どんなに忙しくても、お盆のお墓参りだけは必ず家族が顔を合わせることになっています。

石川県の津幡町というところにある祖父のお墓は、山に囲まれた田園の中にあるのどかなところです。

祖父は洋画家で一水会という画壇に所属していたそうで、僕が2歳のときに亡くなったので絵を教わったことはないですが、小さい頃から大きな絵が家に飾られていました。

日本の田舎の風景などを油絵で写実に描いた作品が多いです。





子供の頃によく真似て描いた記憶があります。

今は油絵はあまり得意ではないですが、
祖父の作品を見ると落ち着くので、子供心に影響があったかもしれません。

西野菊夫という名前でイニシャルが一緒で、サインもよく似ています


お墓参りの後、家の前で久々に家族みんなでバーベキューをしました。

今月父の誕生日だったので、奥さんと相談して時計をプレゼントしました。

標高や天気予報もしてくれる登山家用の時計で、登山ガイドをしている父はとても喜んでくれました。

これからも元気に山に登ってほしいです。

家族思いの奥さんにもホント感謝しています。


お墓参りの帰りに素敵なメタセコイヤの並木道を見つけました。

プチ北海道気分



祖父のおかげで、年に1回家族が集まれる機会を作ってくれて、ご先祖にも感謝です。

お墓参りっていうのは、故人のためだけじゃなくて、残された家族のためでもあるんですね。

今年はそんなことを感じました。