Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

ジャパンアートエキスポ出品作品3

2020年02月19日 | 新作、制作過程
3、4作品目にご紹介するフクロウとウサギの作品「いっしょ」は、それぞれが寄り添う表情を、木の小窓から顔を出すようなイメージで描いています。

額にはキハダの輪切りを使い、並べても飾れる小さなかわいらしい作品に仕上がりました。

幹の内皮が黄色でキハダと呼ばれ、昔から薬としても重宝され日本全国にある身近な木です。

木目がはっきりしていて温かみがあります。

これまで描いた中で最も小さな作品の一つですが、小さなキャンバスは作業が細かく逆に描きづらいという点もあり、今回の作品は動物の毛の一本一本も緻密な作業になりました。

動物たちの温もりを包み込む作品たちをぜひ間近でご覧くだされば幸いです。



「いっしょ1」 (フクロウ、原画) アクリル、キャンバス、キハダの木、額装サイズ : 230×260mm


「いっしょ2」 (ウサギ、原画) アクリル、キャンバス、キハダの木、額装サイズ : 235×230mm