Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

動物集合の新作、もうすぐ完成

2019年11月12日 | 新作、制作過程
制作を続けていた縦長の動物集合作品がもう直ぐ完成します。

ここまで本当に長い道のりでした。

こういった動物がたくさんいる作品は、いつ終わるのかという気持ちで制作していますが、山登りのように登り終えた時の達成感は他の作品と比べても大きく、また描きたいという気持ちになります。

これから額に入れて見て、色を微調整していきます。



コンクール図録

2019年11月09日 | 海外
先日の会報誌AVIVAでも紹介された動物画国際コンクールAFC Festival 2019の図録が届き、入選作「一筋の輝き」が紹介されました。

今年の入選作家144名のうち、日本人は二人だけでした。

自然保護を目的にしたこのコンクールの作品は、それぞれの国の動物や、様々な技法を見れ、毎年刺激をもらいます。

入選作品はアールビバン株式会社の展示会にて発表しております。



白いオオカミの制作

2019年11月07日 | 新作、制作過程
先日は子供たちが通う幼稚園の劇発表会がありました。

長男は来年から小学生になるので今回が最後の発表会でしたが、下の娘とも共演できて楽しそうに演じていました。


新作のオオカミ2点の制作をしています。

額に使う木は神代楡(じんだいにれ)という木材で、火山の噴火などで数百年、灰に埋もれていたものが掘り起こされたもので、黒っぽく変化したとても貴重な高級木材です。

神という名がつくように、太古の眠りから目を覚ましたような威厳を感じます。

この独特な美しい褐色を生かして、1本の木を二つに分けて、祈りシリーズの作品としては初めて対の白いオオカミを描いています。

神聖な白いオオカミを、神聖な木に表現する作品となります。

この木を扱うにあたって何か特別な気持ちがあり、他にも制作中の作品をストップして、気持ちがのっているうちに一気に仕上げにかかっています。






フクロウの色紙

2019年11月04日 | アトリエから
連休最終日に子供たちを連れていしかわ動物園を訪れました。

動物園には取材などでよく来ているのですが、家族で来るのは久しぶりで、新しく完成したフクロウの展示を見にきました。

ガラス越しに見えるようになり、フクロウの姿がよく見えるようになっています。

カメラのピントも合わせやすいので、資料を撮るのに助かります。




最近、取材の資料を元に色々な動物の色紙を描いています。

写真はこの動物園で春に生まれたフクロウ親子ですが、もうだいぶ大人になっています。

筆ペンと金銀ぺんで描いているのですが、つい描き込みが多くなってしまい、色紙の絵ではない感じになってきました、、

また展示会などでもお見せできたらと思っています。




AVIVA連載&画集掲載

2019年11月02日 | アトリエから
原画を取り扱っているアールビバン株式会社の会報紙AVVIAにて、先日発表したAFC Festival2019入選作品
「一筋の輝き」が紹介されました。

また、毎年同社から発行される画集、2019年カレンダーにも今年の新作が掲載されました。

今年はフクロウとオオカミの作品を中心に大きめのサイズの作品を発表してきましたが、ほとんど発表直後に販売された作品が多く、すでに作品をお持ちの方もご自分の作品をご覧になっているかと思います。

来月に東京と愛知で開催予定のジャパンアートエキスポに向けて、制作を進めています。