昨日で、長かった学期末テストが終わり、
今日から通常授業‥と言いたいところですが、
テストが終わったこともあり、出席率は、低め。
来週の学期末にかけて、
だんだんと登校率が下がっていきます。
さて、気を取り直して、
今週は、JeppesReef地区の小学校。
Gr.7で比の基本を教えました。
日本で「比」の導入と言えば、
よくドレッシングや、コーヒー牛乳などが有名ですが、
南アでは、そういった具体的な授業がないので、
今回は、コーヒーを使って授業しました。
右にあるのは、大きな湯沸かしポット。
今回も先生といっしょに授業企画を行いました。
それで行ったのが、こんな流れです。
①「3つあるコップのなかで、
どのコーヒーの組み合わせがいちばんおいしいかを予想して、
実際にのんでみる。そしてベストコーヒーを決定する。」
↓
②「ベストコーヒーと同じ味をみんなで飲むには、
どうしたらいいか考える。(クラス全員に配ることを想定しました。)」
↓
③「ベストコーヒーのレシピを簡単に表す方法として、比のかき方を教える。」
先生の希望もあって、
今回は、「コーヒー、水、砂糖」の3種類の比で行いました。
3つのカップの中のコーヒー、見た目の色が全然違いますね。
肝心の授業はどうなったかというと、
案の定、子どもたちは、コーヒーに食いついていました。
比の表し方については、定着しませんでしたが、
また次の授業で、定着を図っていくことになると思います。
今日はあくまで、
子どもたちにおいしいコーヒーをみんなでシェアするために、
どうしたらいいかを考えさせたかったので、
その点では、成功だったように思います。
(自己採点甘めです。)
授業後もコーヒーのベストテイストを研究するといって、
ひたすら飲み比べをする子もいたくらい。
(ただ飲みたかっただけという気もしますが‥)
まあ学期末試験が終わってすぐということもあり、
楽しみながら、授業ができたと思います。