台湾観光 3日目
<5月15日>
今日はホテルで朝食を取って出かけます。朝食はバイキング方式で台湾料理を選んで食べました。
1.龍山寺
多くの観光地の入場時間は9時からですが、龍山寺は6時から入場可能だったので、最初はここに行くことにしました。
龍山寺は1738年(江戸時代、徳川吉宗)に創建された台北最古の寺院です。
龍山寺には、台北車駅からMRT板南線に乗り龍山駅まで行きます。ここから徒歩で5分です。時間は7時過ぎとちょうど出勤時間帯だったので、台北駅のホームは乗客で溢れていました。
龍山方面からの列車は大変混雑していましたが、龍山寺方面行の列車は割と空いていました。
龍山寺駅に降りて地下道を通って龍山寺に向かいますが、時間が早いせいか地下道の商店はまだ閉まっていました。龍山寺の前の広場に着いて、正面山門から入場し、さらに正殿まで行きます。
山門の外から中を見ると意外と人が少ないと思いましたが、正殿に入ると沢山の人が集まって、思い思いに座ったり、腰かけたりしてお経を読んでおられました。
御本尊は正殿に祀られている聖観世音菩薩ですが、後殿には道教の神様である天上聖母(媽祖)や関帝聖君(三国志の関羽将軍)、医術の神様華陀なども祀られています。
龍山寺を出て、次は市立美術館を目指します。市立美術館はMRT淡水信義線の圓山にあります。台北車駅で淡水信義線に乗り換えです。
圓山に降りたときは10時を過ぎており、日差しもかなり強くなってきました。徒歩で美術館に向かいます。美術館について入り口を探しますが、見つかりません。
入り口らしきものを見つけ入ると、警備員さんから止められました。今日は休館と言うことでした。
仕方ないので次の見学場所、忠烈祠を目指します。圓山駅まで戻りタクシーで忠烈祠に行きました。
2.忠烈祠
忠烈祠は正式名「国民革命忠烈祠」で、辛亥革命の志士や日中戦争の戦没者を祀ってある護国神社です。台北をはじめ台湾の主要都市にありますが、台北にある忠烈祠がもっとも規模が大きいそうです。
忠烈祠には軍服に身を包んだ衛兵が大門を初め随所随所に立って警備をしています。
この衛兵は毎日決められた時間がくると次の衛兵のグループと交代します。この交代のときに行うセレモニーは見学に値します。
この衛兵交代式は忠烈祠以外に中正記念堂と國父記念館でも行っています。衛兵交代式は9時から17時の1時間ごとの正時に行われますので、見学の時間帯決めていくのがタイミング良く行くのが良いでしょう。
忠烈祠からMRTの圓山駅にはタクシーで戻りました。(忠烈祠の門を出て、どうやってタクシーを捕まえようかと考えていたら、親切なおじさんが「どこまで行くのか」と聞いてきたので「圓山に行きたい」と言うと、ちょうど通りかかったタクシーを私のために止めてくれました。有難かったです。)
3.台北101
次は圓山からMRTで台北101に行き展望台に上がります。台北101はかつて世界で一番高かったビルです。この周辺に、台北市政府や国際会議センターなどの施設が多く、「台北のマンハッタン」と呼ばれています。
展望台は91階にあり、エレベーターには5階から乗ります。チケット代は600元です。
順番にエレベーターに乗りますが、約20分待ちで乗れました。
エレベーターはギネスブックに載っているほどの世界最速エレベーターで速さは分速1010m(時速60km)です。わずか37秒で400m近い高さを上り下りします。
<エレベーター乗る前の金属探知機>
<展望台からの写真>
4.刀削麺
昼食を食べようとガイドブックに載っていた永康街にあるラーメン屋「永康牛肉麵」に行きましたが、残念ながら「本日休業」でした。
近くに同じくガイドブックに載っていた「永康刀削麺 」があったので、そこでラーメンをたべました。ラーメンを食べていると、日本の中学生か高校生らしき少女が5,6人入ってきました。多分修学旅行なのでしょう。
<食べていると、日本の中高生らしき女性の一行ですが入ってきました。修学旅行ですかね>
5.中正紀念堂
この後は中正紀念堂を見学しました。中正紀念堂は、中華民国の初代総統である蒋介石の活躍を讃える為に建てられた記念施設です。
蒋介石の本名は「中正」で、台湾では「蒋中正」と呼ばれることが多い為に「中正紀念堂」とされました。本堂は高さ70メートル、面積1万5千平方メートル。
敷地全体は25万平方メートル、劇場やコンサートホール、庭園や池もあり、国民の憩いの場としても親しまれています。衛兵交代式も見学しました。
<蒋介石の銅像>
この後近くの公園を散策しましたが、今日は歩き疲れもあり、暑くてへばり気味です。
明日、日本に帰ります。
<3日目 完>