有明海は干潟の海です。
干潟は満ち潮と引き潮の差が大きく、この自然現象が魅惑的な景色を作り出します。
有明海沿いにある佐賀県の太良町では、干満の差が最大6メートルにもなります。
この太良町の海に浮かぶ大魚神社の海中鳥居は、満潮時には鳥居の上部まで海水に浸かりますが、干潮時には歩いて鳥居の下を通ることができます。
大魚神社の海中鳥居
潮見表によると、当日は大潮で満潮は9時半で干潮時刻は15時半でした。
訪れたのは13時過ぎで、干潮に向けて潮が引いている時刻でした。
大魚神社は地図上で見ると、信仰の山と崇められてきた「多良岳」と、沖ノ島を結ぶ直線状に配置されています。
大魚神社と沖ノ島の間に奉賛として建てられている海中鳥居は、複数の朱色の鳥居が海に続いており、海の神様の参道を表しています。
満潮時には鳥居の上部まで浸かるようです。
堤防の下は貝殻で埋め尽くされていました。
【参考】
次の写真は満潮時の写真で、「九州旅ネット」に掲載されているものです。
「九州旅ネット」には「九州の観光振興を目的として掲載しているものであり、この趣旨に沿ったものである場合、どなたでも自由にご利用いただけます」と記載されているのでこの写真を使用させて頂きました。
有明海の干潟
以下の写真は、海中鳥居から約4Km北の地点での光景です。
真ん中の黒い点は鳥が干潟で啄むっているところです。
<完>