啓蟄

今日はちと寒いけど啓蟄(けいちつ)。
温くなってくるから、虫さんが土の中からお目覚めの日。
ということはーまた、ヘルメット掃除がツーリング後の日課の季節ですねぃ。

虫といえば…それは先日の梅祭りに行く途中やった。
あまりの陽気に、竜生はヘルメットシールドを開けっ放しで
カブにご乗車しておったのよね。
そんなだから事件は起こってしまった。泣きそうになりながら叫ぶ竜生。
「カメムシに汁つけられたっ！！」
見た目はなんともないのに、顔をにおってみると…
「う゛っっぎゃーーーっ！！」
くしゃい…強烈。アチキがにおってアレやから、本人の臭さったら想像を
絶するね。こりゃ。
アルコールティッシュで拭くも全てのにおいは取れず。
不幸な竜生はその微妙なかほりの中、梅祭りに行くことになってしまった。
ちなみに、カメムシって密封容器に入れておくと、自分の臭いでお亡くなりに
なるらしいのよね。殺人臭ですな。竜生よ、良くぞ生きておった。

そうそう、カメムシの臭いの成分(トランス-2-ヘキセナール)と
加齢臭(トランス-2-ノネナール)はよく似た成分やねんよね。
カメムシは鳥さんとかから身を守るための悪臭やん？
ではおやじ達は何から身を守るため臭？
「社会の敵、上司とか？」「だいたい、上司っぽいほうが加齢臭濃ぃーで。」
「じゃ、家庭内の敵か？嫁とか？」
…可憐な梅を眺めながら、加齢臭の話題で盛り上がる夫婦って…。

いや…そんなことより、バイク乗車中は何が飛んでくるかは分からんですよ。
カブとはいえ、ヘルメットシールドはしっかり閉めて走行しましょうぞ。