つれづれ草々

田舎者の日記です。最果ての地で西島秀俊さんをひっそり応援しています。

大河

2013-07-14 23:44:03 | 日記

 『八重の桜』、今まで八重ちゃんの鉄砲を認めてなかったお父さんが

 八重ちゃんを遠くから見つめて、働きを認めてる場面が良かった。

 松重さんは「西島君と十歳くらいしか違わないのに、見た目は親子」って

 前にスタパ出たとき言ってましたが。

 その後で八重ちゃん幼少時の回想場面が出てきたときの
  
 覚馬兄様が二十代にしか見えない。

 八重ちゃん、鳥追いで木から落ちて頼母様に見つかって叱られたときに

 お殿様に庇ってもらって、この御恩を返したい、の一心を

 お殿様に伝えられてよかった。

 「山本覚馬の妹」て言われるのは、八重ちゃんにとっても誇りだったんじゃないかな。

 覚馬さんが病床でも八重ちゃんのことを心配して呼んでいたように。

 鉄砲撃つたび、覚馬さんから習ったことを思い出してただろう。


 書き付けを読んだ岩倉さんが、これを書いた本人に会ってみたいと

 思わせるくらいの構想を、牢獄の中で病に苦しみ、喉も潰れて、

 眼病を患っても考え続けた知性と精神力は本当に凄い。

  
 岩倉さんが帰ろうとしたときに引き止める覚馬さんは、

 病でやつれていても、髭が剃られている分若く見えた。
  
 着物がずれて少し肩が見えたけど、体を拭かれて清潔に見えた。

 会津の戦を止めさせてほしいと訴えても、それが叶わないのは

 悲しい。

 

 

 

人形の道行き

2013-07-14 23:16:53 | 日記

 BSの北野映画特集でやってた『Dolls』見ました。

 色彩が美しいというのは聞いてましたが、四季折々の色が本当にきれい。

 西島さんと菅野ちゃんはお人形が人になったみたい。

 社会の中にいる間はきれいだった車が社会から外れて暮らすと

 どんどん汚くなってくる。

 無駄な情緒が無い分、怖さと悲しさが原液のまま伝わる。

 これは人によって感じるものが分かれる映画じゃないかな。

 社会的に安定した人は安全圏から見てるからキレイな映画に見えるだろうし。

 社会的・精神的に不安定な人が見ると恐ろしく感じられそう。

 あれは文系の頭じゃ取れない映像。

 ただ、映画の前後のトークは正直不要。

 水道橋さんも一家言ある人だし頭良い人なんだろうし、

 北野監督の弟子だから何か言いたい気持ちは分からないでもないけど。

 アシスタントの女性と一緒にあれこれ言うのがうるさい。

 作品に無駄が一切無い分、トークが無駄で鬱陶しく感じられる。

 観た人が各々感じればいいことをいちいち言わなくていいんじゃないのかなあ。

 でも水道橋さんのファンや、解説を求める人もいるなら必要なんだろうな。


 映画終わって、トークから先の録画止めたら

 どうもその後に西島さんゲストだったらしくて大ショック・・・

 (そういえば放映前に、後で作品と縁のあるゲストが云々て言ってました)

 
 今週火曜の再放送、録画セットしました。