つれづれ草々

田舎者の日記です。最果ての地で西島秀俊さんをひっそり応援しています。

余談・シベリア

2013-07-24 23:46:17 | 日記

 日露戦争に従軍した菓子職人が作ったから、

 この名称になったという説や、

 カステラは寒波を凌ぐオーバーコートをイメージしたもの

 という説も。


 あんこを挟んだカステラというと、食感はドラ焼きに似てるのかな?

 見た目はケーキっぽい感じでした。

 ジブリ映画に出てくる食べ物は美味しそう。

 映画観てる間、シベリアとクレソン食べたくなりました。


風立ちぬ感想(ネタバレ有り)

2013-07-24 22:52:08 | 日記

 ジブリ制作の『風立ちぬ』観てきました。(堀辰雄原作の同名映画もあるようです。)

 主人公の声。青年に聞こえるときと、50過ぎに聞こえるときとあります。

 訓練された声では無いので、よくも悪くも耳につきます。

 (それが狙いと言われたら成功してるとしか言えませんが。)

 聞こえ方の差は、まだ収録に慣れていない時期と、慣れて自然に発声できるようになってからの

 差でしょうか。

 宮崎監督が主人公の「世間知らずの、世の中にすれていないイメージ」で

 庵野さんの声を選んだと、以前見た特番でおっしゃっていました。

 青年に聞こえる時の声は、次郎にピッタリだと感じました。

 
 ヒロインの声。ジブリのヒロインらしい声でした。

 ナウシカやシータは声優さんが演じている声でしたが、

 芯の強さを感じさせる、清らかで穢れの無い声。

 宮崎監督の中に棲み続ける聖女のイメージなのかもしれません。

 (心の中の聖女のイメージは手塚治虫先生を始め、

 多くの作家さんや創作に携わる人の中にあるものでしょう。)
  

 本庄(主人公の同僚)の声。強気の菊田っぽい話し方でした。

 役者さんでもあり、声優経験もあるだけあって聴きやすかったです。

 ラジオ番組か何かで、鈴木Pが西島さんを選んだ理由に

 「『ストロベリーナイト』で、菊田だけがヤ●ザみたいな話し方じゃなかった」
  
 とお話されていました。

 劇中で主人公から分けてもらったシベリア(羊羹や餡子を、スライスしたカステラに挟んだお菓子)を

 食べてる場面があるのは、西島さんが甘党だからかな・・?

 
 ジブリのキャラクターデザインは、ディズニー方式というのか、

 声優さんを似せてる気がします。(アニメ詳しくないので違ってたらすみません)

 本庄さんも、宮崎監督が描いた西島さんの似顔絵からデザインされたのかなあ、

 なんて。思い込みでそう見えるだけかも。


 カペローニの声。ぴったりに聞こえました。

 悪魔的でもあり、主人公の憧れの対象でもあるイメージを、

 野村萬斎さんは理解して演じられてるように思います。
 
 
 関東大震災時の様子の凄さ。

 夜の石畳を走る車のライト。

 路地裏で追い詰められる人と追い詰める側の、

 サーチライトに照らされた影。

 明るい草原や湧き立つ入道雲、

 様々な風が吹いている。


 大人が見ても面白いですが、

 大人びた子供、次郎のように

 才能と感性を持った子供にとって、

 共感できる映画かもしれません。