こんにちは、きょうもご訪問ありがとうございます。
題名に記載のお言葉「吾亡き後に社を建てれば、耳の病を守護せん」は、多難な人生を終えて耳守神社の御神体となった千代姫が亡くなる前に言い残したお言葉だそうです。(下に紹介のFC2 クロノ様 ブログより)
私たち難聴者の心に何ともしみわたる言葉ではないでしょうか。難聴者の言いたくても言えない悩みを解消してくれる響きがあります。耳の健康のために自分ができることをやった後は、神様にお任せいたしましょう。
今日の要点は3つです。
1.皆様もご存知の「耳守神社」の祭礼の様子を紹介(2022年12月4日)。祭礼は毎年12月の第一日曜日。
2.「耳守神社」の御朱印を出されている「素鵞神社(そがじんじゃ)」の紹介。
3.聴覚障害がなおると伝えらている那珂市の「北向地蔵尊」の紹介。
私たち難聴者は、耳の守護をしてくれる神社があるだけでうれしいです。耳守神社は心の拠り所。
今回は、前から行ってみたいと思っていた「耳守神社」の祭礼の紹介です。当日はちょっと寒かったです。久しぶりの晴天で、雲一つない青空でした。
住所は、
茨城県小美玉市栗又四ケ(クリマタシカ)2051
一般社団法人 小美玉観光協会様ホームページ
FC2 クロノ様 ブログ
地元の役員の方々だと思います。朝早くから準備されて祭礼を迎えられたご様子でした。駐車場があります。まわりはあき地だらけですので、車でのご来訪に問題ありません。
小高い岡の上にお社が建てられていて、本殿にお参りするためにかなり急な階段を登ります。登りきると一対の山茶花(さざんか)の間にこじんまりとしたお社がありました。まわりの草木は伐採されてお日様の光が降り注いでいました。たいへん気持ちのいい丘でした。見晴らしもいいです。
私が行った時、ちょうど赤い鳥居に新しいしめ縄をかけている最中でした。
祭礼の時間になり、地元の方々は神前に並び、榊(さかき)を順に奉納されました。
役員の方は、たき火の面倒を見たり神主さんのお世話をしたりで忙しそうでした。
神主さんは、素鵞神社から出張していらっしゃるようです。
こちらは、耳守神社の絵馬のかわりだそうです。節のついた竹の両端をくり貫きひもを通して、耳が通ることを祈願しています。祭礼が終わった後、役員さんが絵馬をもとの場所に戻していました。
ご参考)
茨城新聞より(2023/9/18)
以下は本殿のまわりの様子です。
下は最近見つかった昔の耳守神社の写真。
お社の改修のために、お社まわりの樹木を切り赤い鳥居を上へ動かしたことがわかります。
小生は耳守神社の祭礼が終わった後、耳守神社の御朱印をもらいに「素鵞神社」に向かいました。
素鵞神社の住所は、
茨城県小美玉市小川古城1658-1
素鵞神社ホームページ
素鵞神社の参道の写真です。
素鵞神社の御朱印は、イラスト付きで老若男女に人気があるようです。当日もたくさんの参拝者が御朱印を入手するため並んでいました。御朱印に記載される参拝日は、一枚一枚神主さんが手書きされています。このため入手するのに時間がかかります。
お社のまわりの様子。
そしてやっと入手した御朱印。
最後に、小生は茨城県那珂市の「北向地蔵尊」へ行きました。😫
住所は、
茨城県那珂市南酒出667番地 付近
北向地蔵尊付近では、自家用車を停める場所がありません。離れた場所に車を停めて徒歩で向かうのが良いと思います。
以下のリンクは「たかさんの福島放浪記」より引用しています。
お社の脇に「北向地蔵尊」様の由来が書いてある看板がありました。以下は看板から引用しました。
『ある洪水の時、対岸の小島村(金砂郷村)にあった地蔵尊が、この地に流れついた。人びとはこの地蔵尊を南に向けて安置し、ねんごろに供養した。
あくる朝、地蔵尊の所に行ってみると、南に向けて安置したはずの地蔵尊が北を向いていたので、また元どおりに直した。しかし、地蔵尊はその夜も、次の夜もしばらく泣き続けたという。ある日、人びとが集まって話をしていると地蔵尊の方から何かが聞こえた。人びとが耳を澄ますと「北が恋しい、北が恋しい」と地蔵の声がした。そこで人びとはこの地蔵尊を北向きに安置することにした。
それ以来、この地蔵尊の夜泣きはやんだと伝えられている。
縁日は毎月旧の二十四日で、旧六月二十四日には、地域の人たちによって祭りが行われている。安産にご利益があり、また、聴覚障害がなおると伝えられている。創立は不詳である。
那珂町観光協会より』
北向地蔵尊様へ入る入口です。
大きな看板がありました。
ここが入口です。
全体の風景です。
木々が茂っているために晴れていても薄暗いです。
北向地蔵尊様の由来が書いてありました。
お社です。中にお地蔵様がいらっしゃいました。
お社の小窓からのぞくとお地蔵様を見ることができます。
茨城新聞社 iChat 2022年9月号より。↓
「お社は参道からは後ろ向きに建てられ、北に久慈川が流れています。安産にご利益があり、また、聴覚障害が治ると伝えられ多くの参拝者訪れるということです。」
「こころを正す」という言葉があります。神社をお参りした後の気持ちがまさに「こころを正す」です。神社をお参りした時のご利益は、お参りすることで「乱れていたこころが整う」ことにあると思います。こころを正して悩みに対して冷静な対応ができるようになります。
時間とお金をかけて無理して神社へ行かなくてもいいと思います。行きたい神社を思いながらご自宅の神棚やおふだをお参りすれば、乱れているこころは整って、きっとご利益はあると思います。
ありがとうございました。
今日もいい日でありますように。