難聴たすけ隊

おもにシニア難聴者のため、自分ができるご奉仕をさせていただきます。ただただ困っている難聴者のために…。その心を癒したい。

耳20 確定申告で補聴器購入者は医療費控除を受けることができます。

2022-06-26 15:22:41 | 難聴
本日もブログを見て頂きまして、たいへんありがとうございます。
要点は3つ。

〇補聴器購入者は、補聴器購入費の医療費控除を受けることができる。
 医療費控除の詳細についてはこちら。
 (国税庁HPから引用)

〇ただし、補聴器購入の前に「補聴器適合に関する診療情報提供書」という書類を補聴器相談医に作成してもらうことが必要。

〇おそらく、補聴器購入費の給付申請と併行して医療費控除の申請もできる。


 前回のお話は補聴器の購入費用を国が補助してくれるものでした。
 今回は、確定申告で補聴器の購入費用を所得金額から差し引いてもらう医療費控除の手続きのお話です。前回の補聴器購入費補助のお話と似ています。しかし、別のお話ですのでご注意ください。


 前回の補聴器購入費用の給付許可がおりなかった方は、今回の医療費控除にトライしてはどうでしょうか。ただし確定申告のお話ですので、年金暮らしの方など収入が一定額以下の方には関係がありません。


 このお話は、2021年2月13日発行の全難聴だより(茨城支部)に紹介されていました。良い記事なのでコピーを貼り付けさせていただきます。


 ちなみに、厚生労働省が国税庁に補聴器の医療費控除可否についての見解を求めた時の回答が下のリンクがありました。以下に紹介します↓。
 (国税庁HPから引用)



アゲラタム 花言葉「信頼」

 今日もいい日でありますように。
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耳19 補聴器を安く買う方法。補聴器を1割の自己負担で購入。障害者総合支援法。

2022-06-20 10:30:54 | 難聴
 本日もブログを見て頂きまして、ありがとうございます。


 最近、補聴器を全額自己負担でご購入された方には申し訳ありません。もっと早く記事を掲載すればよかったです。最近私も補聴器屋さんから詳しく聞きました。国が補聴器の購入費用を補助してくれる制度をご紹介します。
今日の要点は4つです。

〇補助制度を利用するために、身体障害者手帳を持っている必要があります。ちょっと面倒ですね。
        ご参考)

〇補助制度を利用すると、補聴器を1割の自己負担で購入できる可能性があります。

〇最近、補聴器をレンタルして使用できます。補聴器の機種を決める前にレンタルで使って自分に合うか確認したほうがいいです。

〇未成年の方は、手帳を作るところから腰を据えて取り組んでください。まずは親御さんへ身体障害者手帳を作りたいことを話してください。眼鏡と同じで若いときは補聴器をしたい人はいません。


 難聴であっても不自由なく生活をするために補聴器をします。補聴器を購入する時、あなたがすでに身体障害者手帳を持っているのでしたら、補聴器を1割の自己負担で購入することができるかもしれません。医療用の補聴器は高額ですから、大変に助かる制度です。


 ここからは「あなたが身体障害者手帳を持っている。」という前提で話をさせていただきます。
 まず、市役所に書類をもらいに行きます。その後、申請のためにもう1回の合計2回市役所へ行く必要があります。「社会福祉課窓口」に行って「補装具費(購入・修理)支給申請書」と「補装具意見書」の2種類の書類をもらってきます。
 次に、かかりつけの耳鼻科で「補装具意見書」を書いてもらいます。(診断料がかかる場合があるそうです。)
 次に、「補装具費(購入・修理)支給申請書」と記入済みの「補装具意見書」の書類をもって、補聴器専門店へ行きます。店員の方に事情を話して「補聴器の見積書」を書いてもらいます。


 これで書類が揃いました。以下の5点を持って再度市役所へ行き申請します。
1.身体障害者手帳
2.印鑑
3.補装具費(購入・修理)支給申請書
4.補装具意見書
5.補聴器の見積書


 申請後、県の担当部署が判定をしてくれます。判定の結果、購入費用給付の許可がおりれば「補装具費支給券」が自宅に届きます。判定には長いと数カ月かかる場合があるそうです。「補装具費支給券」をもって「補聴器の見積書」を書いてもらった補聴器屋さんで補聴器を購入します。


 上記は、基本的な補聴器購入費の申請の流れです。市区町村により多少手続きが異なる場合があるようです。私は補聴器をしていますけれども、まだこの制度を使ったことがありません。詳しくはお住まいの市区町村「社会福祉課窓口」でご確認ください。


 (本ブログを書いたのは2022年6月でした。2023年7月にこの制度を使って補聴器を購入する予定です。小生の住む県では、左右両方の補聴器のうち片方だけに1割の自己負担が適用されました。もう一方の補聴器は全額自己負担です。ちょっとけちですね。)



 最後に、いろいろな会合で難聴の方のお話を聞くと、難聴になった時の聴こえ方は人により違うようです。ですから評判のいい補聴器が自分に合うとは限りません。レンタルで最低2週間くらいは使用して、音質について自分の耳に合うことを確認してから購入することをお勧めします。仮に合わないものを購入しても補聴器屋さんで調整を繰り返して慣れていくもののようです。


 今日もいい日でありますように。

黄色のマリーゴールド 花言葉「健康」

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耳18 重度難聴者のゆっくりのんびり農業記 2022/6/10 きくっつあん農園

2022-06-10 20:03:29 | 農業
本日もブログを見て頂きまして、ありがとうございます。


これまで私は「難聴たすけ隊」というテーマのもと、難聴者に役に立つ情報を書いてきました。今回、別カテゴリーで「重度難聴者のゆっくりのんびり農業記」と題して農業の記事もアップしていきます。農業は難聴者でも十分にできます。農業は健康のためにちょうどよい運動にもなります。


もちろんいままで通り、「難聴たすけ隊」の記事も継続していきます。どちらも皆様のお役に立てるようがんばります。


私の家は代々、稲作を主にして生活してきたお米農家です。墓碑を手掛かりに調べると私のご先祖さまは少なくとも約270年前から現在の土地でお米を作っていたようです。一番古い墓碑には寛延元年という年号がありました。ちなみに寛延元年は西暦1748年です。


現在、私たちが作っている作物は、お米、かぼちゃ、じゃがいも、なす、きゅうり、ピーマン、おくら、トマトなどです。そのうちお米は業者を通して販売しています。お米以外の作物は自分の家で食べています。


農業メンバーは、父と弟と妻と私の4人です。お米を作る田んぼは40a(田んぼ5枚)ほどをやっています。高齢とはいえども父がいるのでたいへん助かっています。妻もお米の種まきなど忙しいときに手伝ってくれるので感謝です。弟は車で2時間かけてお田植えや稲刈りの手伝いに来てくれます。


私は23歳から60歳までは普通のサラリーマンでした。35歳ごろから父を手伝う形で稲作や野菜作りをおぼえて今に至っています。定年退職してからは農業をして生活しています。定年前に、退職してから少しでもお金が稼げないかといろいろアルバイトを検討しました。しかし難聴者にはいいアルバイトがみつかりませんでした。難聴でも農業は十分にできます。健康のためにちょうどよい運動にもなります。私は今のような農業生活することにしました。


今の6月は、忙しかった田植えが終わり一息ついているところです。暇をみて畑に野菜の苗を植えています。


もうすこしたって6月の後半になると父が種芋を植えたじゃがいもが採れます。今はじゃがいもの花が咲いているところです。じゃがいもの花は下の写真のようにうす紫色で綺麗な花ですけれども、光合成で作った養分が花でなくてじゃがいもの方へ行くように花を手で取ってしまったほうがいいそうです。


今後の問題点は、農業の跡継ぎがいないことです。地道に努力を続けていきたいと思います。


ありがとうございました。
今日もいい日でありますように。


じゃがいもの花

自宅のじゃがいも畑

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