本日もご覧いただきたいへんありがとうございます。
難聴の治療で病院へ行くと聴力検査をします。聴力検査の結果をグラフにしたものはオージオグラムと言います。
今回はオージオグラムを見るときのポイントを紹介します。大事な点をわかりやすくご説明されているデフサポ代表の牧野友香子さんの記事を引用させて頂きました。ありがとうございました。
ポイントは4つです。
〇聴力検査をすると、オージオグラムという聴力の検査結果の紙をいただける。
〇オージオグラムの縦軸がデシベル(聴力レベル)、横軸が周波数(Hz)を表す。
〇右耳の聴力が〇印、左耳の聴力が✕印。印が下にあるほど聴こえが悪い。
〇人の声を聞き取るために大事な領域があって、バナナの形をしてる。この領域をスピーチバナナという。
さっそくですが、牧野友香子さんの記事を下に貼り付けましたのでご覧ください。
株式会社 デフサポ コラム(2017/2/27)ページより引用。
お話は変わります。以下は小生の感想です。
小生は中途失聴を患ってすぐのころ、三か所の病院に行って念のためオージオグラムを比較したことがありました。それでわかったことは、病院によってオージオグラムの形が違うということでした。もちろんグラフのフォーマットは同じなのにです。
結果が違う原因はいろいろあると思います。原因は自分の聴力の日々の差、検査技師の技量差、聴力検査機器の性能差、検査機器の保守点検などと思います。
いつも同じ病院で聴力検査するなら、聴力が良い悪いを前回との差で判断するので実質的に問題はないでしょう。検査技師さんを含めて検査体制がしっかりしている病院で検査してもらうのが安心だと思います。
小生を含めて誰でも老人性難聴になります。オージオグラムはだんだん聞こえない方向へグラフが変化するのが自然です。結果を収集して経過を見てもこころがふさぐだけです。小生も若いころはオージオグラムを管理ノートに貼り付けて聴力が落ちていないかチェックしていました。
でも今は収集を止めました。見て見ないふりをするのがこころの健康のために良いと思いました。病は気からで、お薬など自分が信じるものがあれば、それに頼ることで現状維持できると思います。
ここからちょっと話は難しくなります。聴力検査は正式には「純音聴力検査」と言うそうです。この「純音聴力検査」には、気導聴力と骨導聴力の2種類があります。普通、私たちは人間ドックなどで気導聴力を検査しています。お医者様によって、気導と骨導の2種類の検査をやる場合があります。気導はヘッドホンで、骨導は振動子を耳の後ろの骨にあてて検査します。なぜ2種類の検査が必要かというと、難聴になった原因を特定するためです。
難聴の原因には「伝音性難聴」「感音性難聴」「混合性難聴」の3つがあります。
詳しくは、以下リンクの2番「2.気導聴力・骨導聴力とは」を見てください。
きこいろHP 聞こえの基本「オージオグラムの読み方」 より引用。
今日もいい日でありますように。
ありがとうございました。