今日もご覧いただきましてありがとうございます。
今年に入って読売新聞に難聴対応に関する記事が7つ掲載されました。新聞記事は新鮮さが大事です。さっそく貼り付けさせて頂きます。
スキャナーで読み取ったために読みずらいかもしれませんけれどもお許しください。
テーマ「補聴器普及のために問題になっていること」
要点
・済生会宇都宮病院の宇都宮方式は、補聴器による難聴改善や耳鳴り改善に有効。詳細は記事をご参照。
・補聴器業界は、難聴者に対し「補聴器相談医」を受診し、「認定補聴器技能者」のいる店舗で補聴器を購入・調整することを推奨。しかし認知度は低い。
・難聴の診察、検査、補聴器購入が1か所でできれば助かる。しかし、神尾記念病院の「聴覚クリニック」のような1か所でできる病院がまだ少ない。
テーマ「人工内耳 好転した人生」
要点
・難聴は、まれに遺伝することがある。信州大学病院などで遺伝子検査を受けるとわかる。
・人工内耳で普通の生活ができるようになる人もいる。
・最近の技術で、残存聴力活用型人工内耳というのがある。
テーマ「子に合う療育施設 探す」
要点
・日本では、難聴児の療育施設(学校)によってコミュニケーション手法がばらばらである。そのため、どこの施設で学ぶかで難聴児の人生が大きく変わる。
・人工内耳の進歩で、手話しかなかった重度難聴児の選択肢に親の多くが使う音声言語が加わった。このことがコミュニケーション手法がばらばらになった背景にある。
・大都市では療育施設を選ぶのが難しい一方、地方の多くは療育施設が一つしかなく選べない。
テーマ「聴覚の専門家増員して」
要点
・補聴器を使いこなすにはリハビリトレーニングが不可欠である。難聴者はそうゆう情報を知らないまま補聴器を購入している。
・耳鼻咽喉科医が補聴器に関する診察をしても、診療報酬がつかない。もらえない。その結果、言語聴覚士も認定補聴器技能者も雇えない。政策上の問題。
・認定補聴器技能者は全国で約4500人と少ない。これを最終的には国家資格にし、希望者が集まるような仕掛けづくりが必要。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
今日もいい日でありますように。