こんにちは
今日は当店が事業復活支援金を受け取るまでの道のりを記録したいと思います。
当店は、今年令和4年1月1日に親子間で事業承継致しました。
コロナの影響での事業承継です。
昨年までの一時支援金、月次支援金などの申請は、前店主である父親の名前で資料をそろえ、パソコンが苦手な父に代わり、経理担当の私がすべてWEB申請し、滞りなく受給することができていました。
当店は飲食店へ青果を納品する納品業者で個人事業主なので、いただける支援金は本当に少なく、コロナの影響で赤字経営です。
さて、新しい事業主になってからの申請は今回の事業復活支援金が初めてですのでまずは、事前確認からお願いしないといけません。
令和4年1月分の売上で申請予定でしたので
2月上旬・・・1月売上や仕入れなど帳簿を締める
同時に、継続支援関係等の機関がないため、事前確認してもらえる確認機関を探す
2月中旬・・・無料で事前確認していただける行政書士さんが地元にあることがわかり、ご連絡して、すぐにアポをとり、すぐに対応して頂けました。
2月15日・・・事業復活支援金の申請をWEBでする
当店の場合は、基本申請の特例(事業承継)を使うのですが、この初めての申請の際に、画面上その選択肢がみつからず、とりあえず普通に申請
3月中旬・・・申請者と、基準期間の確定申告書の名前が違います、と不備連絡があり、コールセンターに電話して、不備解消の方法を教えてもらい、再申請。
※これは連絡あるだろな、と覚悟していました。最初に選択肢が見つからなかったので。
3月19日・・・再度不備ありの連絡
内容は、基準期間の売上金額と、確定申告書の1年間の売上金額が大きく違います、という謎の内容。
基準期間の売上金額とは、過去の売上と現在の売上の減少率を計算するための項目で、基準期間は、基準年の11月から3月までの5か月分の売上を入力する画面になっており、5か月分の合計しか画面上表示されず、確定申告書の年間合計と差異があるのは当たり前。
すぐにコールセンターに電話して、画面上、基準年の1年間の売上額を入力する項目がありませんし、添付している確定申告書の決算書を見ればわかることなのに、どういうことですか?と問い合わせると、問い合わせ先のオペレーターの方も、「そうですね、これは事務局に伝えて回答させますので、お電話がかかってくるのをお待ちください」とのこと。
3月29日・・・10日たってもなんの連絡もないので、不安になりコールセンターへ電話「回答待ち中」となっておりますので、もうしばらくお待ちください。かかってきた内容もすべて記録しておりますので、大丈夫ですよ。とのこと。
4月13日・・・コールセンターの方からお電話があり「不備内容変更せずに、そのまま再申請ボタンを押してください」とのことで、その日のうちに、再申請。結局解消できるわけもないことを不備と連絡してきた事務局が、不備ではない、と認めたってことですね。
4月17日・・・事業復活支援金事務局から、本人限定受取郵便が届いています、との郵便局からの連絡で取りにいくと、速達で、3月19日に連絡のあった不備がまだ解消されていないので、5月11日までに解消しないと申請できなくなる、との書面が届く。
???
13日に再申請したのに、また新たな不備があったのかな?とコールセンターに電話。
すると、画面上は、不備内容確認中となっているので、大丈夫です、とのこと。
これには、さすがの私も腹が立ち、コールセンターの方に、「13日に再申請して、17日に郵便を速達で出してはるので税金の無駄遣いです、事務局の方に、郵送する前にきちんと調べてから郵送するように伝えてください!」と思わずクレームを言ってしまった。
そして、そして、やっと
5月3日・・・事業復活支援金のマイページで画面を確認すると、「振り込み手続き中」となっていました!!
ちょっと思わず、バンザイしちゃいましたね。
2月中旬に申請して、やっと受給することができる。
何度コールセンターの方にお世話になったことか。
事務局のほうは、気に食わないけど、コールセンターの方は、本当に丁寧に親切に教えてくれました。
私も主人も去年の7月からお給料をもらわずに働いており、
1月に主人に承継してから、主人はお給料は事業主なのでなく、私もお給料がもらえるほどの利益が出ておらず、生活費はどんどん引き落としされていくので、口座残高がみるみる減っていっている。
この支援金で、少しはお給料もらえるようになるといいな。
でもね、ガソリン高い、青果も高い、経費がなにかとかかっている、で、まだまだコロナの影響は当店にとっては大きくて、
最大の取引先であった太閤園が閉店したこと、第2位の取引先であった貸し会議室のケータリングの仕事もケータリングをやめられたこと、この二つは、二度と戻ってこないので、売り上げがコロナ前に戻ることはありません。
そんな中でもご注文くださる個人飲食店様とのつながりを大切にし、できることなら、新しくホテルのレストラン・婚礼のお仕事が入ってこないかな?と模索しながら、なんとか生活していかないといけません。
生活様式もコロナ前に戻ることはもうないかと思うので、飲食店の方々も大変かと思います。
先の見えない仕事、生活、主人も私も不安ではありますが、今できることをやっていく、あきらめない、という気持ちで日々を送っていこうと思っています。
長文でしたが、記録ということで書かせて頂きました。
ありがとうございます。
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