きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

ガード加工の話・その2

2018年05月08日 | ご案内

事業部のHです。

昨日、昔作ったキモノのガード加工の話をしましたが、

言いたかったのは、そのことじゃなくて...

 

先日の振袖撮影会のときに、

(自社主催のイベントなので、)

撮影後、ガード加工を施したもの(振袖・袋帯・長襦袢)は

会場内でアフターを承る~ってサービスを行っていました。

 

わざわざお店に持ち込む必要も無いし、

家に帰ってから、陰干ししたり、たたんだりしなくても、

脱ぎっぱなしで出していただいて、

ちゃんとメンテナンスして、

新しいたとう紙に入れて、納品させていただくので、

成人式当日、キレイな状態で着ることが出来ます

 

なのに、

結構です」と断られるお客様が数名いらっしゃって、

なして...(北海道便)

と不思議に思ったのですが、

 

お話を伺ううちに、つの原因を見付けました。

ひとつ、おばあさまのご意見が関係していますね

キモノはそうそう洗うもんじゃない生地が傷む

と思っていらっしゃるようです。

時代は違うのです

生地を守る為のガード加工ですから、

着用する度、(そのまま箪笥に仕舞ったりせず)

アフターに出していただきたいんです

それが、キモノの為です

 

もうひとつは、有料だと思っていらっしゃるようです

ガード加工の縛りは5年間なのですが、

これが、期間ではなく、回数だと思ってらして、

(短時間しか着てないのに)今、出したらもったいない

ということのようです。

何度、出していただいても無料です

 

 中には、当方の説明不足か、

ご予算の関係なのかもしれませんが、

長襦袢にガード加工を施してなくて、

撮影会の後「(ガード)かけとけば良かった

長襦袢こそ、汗で湿ってるのにぃ

とおっしゃるお客様がいらっしゃいました。

 

そうなんです

長襦袢こそ、ガード加工して欲しいんです

丸洗い(いわゆるドライクリーニング)も出来ますが、

その都度、結構な料金がかかりますし、

それこそ、(何度もすると)生地を傷めてしまいます。

 

というわけで、

繰り返し、ガード加工をおすすめしております

 

 

 


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