鶴見のねぎ坊主が建つ道は水道道。
この水道道の起点であり終点が響橋交差点。
そこには響橋がある。
かながわの橋100選にも選ばれている名橋であるが、かながわの橋100選のプレートは相変わらず行方不明。
私が横浜市認定歴史的建造物というのを知ったのもこの橋。
横浜市認定歴史的建造物「響橋」。
所在地・鶴見区東寺尾北台5~北寺尾1-1
構造規模・鉄筋コンクリートアーチ橋
建築年代・昭和16年
設計施工・(設計)今井兼次:内務省横浜土木出張所新京浜国道事務所(施工)不詳
今になってみれば、狭い。
脇から降りられる。
すごい迫力。けど軽快。
それもそのはず。
第2京浜国道建設に伴い架けられた橋で、1940年に開催されるはずだった幻の東京オリンピックのマラソン折り返し地点の予定であった。
栄楽の女将さんとビールにタンメンの常連さんと、めがね橋とか今井先生は関東学院大学で教えておられたとか雑談が楽しかった。ほんとうに地元の誇りの橋なんだ。
女将さんが、フランク永井の夜霧の第二国道はこの道よ!と教えてくださったが、確か私の母が氏の大ファンだったなぁくらいしかわからなかったけど。
時は流れ、オリンピックの価値はだいぶ落ちたようだ。。。