東京に残る高低几号標。
靖國神社さまへ。
桜は葉桜。
大村益次郎像。
高低几号標は、すぐにわかった。
神門入ってすぐ横の拝殿に向かって左の青銅大燈籠の台座。
右の青銅大燈籠は木に遮られてないからよく見える。見事な大燈籠だ。
でも果たしてこの大燈籠の位置は明治から変わってないのかな?
拝殿。
そうだ!確か図書館があったはずだ。
伊東忠太設計監修の遊就館。
同じく伊東忠太設計監修の靖國会館。
靖國会館の中に靖國偕行文庫がある。
お邪魔して入り口の館員さんにお伺い。
え・・・なんの目的で?几号水準点なんですけど。きごうすいじゅんてん??
こりゃダメだったかな?と思った瞬間に横の小部屋から、几号水準点ですね!と力強い声がして、紫の袴の神職の常装にたすき掛けの館員さんが現れた!
本当にありがとうございましたm(_ _)m
神社境内をとても詳しく調べておられて、高低几号標にも詳しい!!!
大燈籠の元の位置は神門の前のあたりだったようだ。
ん・・・このあたりだったのかな?
地図にも載っているますよ!とおっしゃって資料を二人で探したけど見当たらなかった。
入り口の燈籠もそうだったんじゃないかと睨んでいるんですけど、掘っても見当たらないんですよ!
このお方すごい!!
あそこまで熱心に教えてもらうと、こちらも上西勝也先生のHPばかりに頼っていてはいかんな。
今日は国会図書館の地図室で調べてみた。
明治18年の東京実測全図。
お!
田安門のところの高低几号標があった!!
今では存在意味不明の竹橋の高低几号標もこうして見るとわかる!
靖國神社さまは・・・
見当たらないなぁ・・・
聖域だしなぁ・・・
でもこうやってなんとなく意識していると意外なとこで当たったりなんかすることもあるさ。
ん。