目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

米津玄師 2022 TOUR /変身 in 大阪

2022年10月07日 | 舞台・音楽・テレビ
ついについに!念願の米津玄師のライブに行ってきました!

超長文の上にセットリスト含むネタバレですが、お付き合いくださいませ。

「脊椎がオパールになる頃」ツアーは惨敗。
次こそは!と挑んだ「HYPE」ツアーでファミリー席を獲得。家族3人で行くつもりがコロナ禍。
延期後にツアー半ばで中止となり、本当に本当に残念でなりませんでした。

待ち侘びること2年、シングル「M八七」購入時の申込券で夢の当選!!
(今回、息子は受験生のため断られ、私1人🥲)
本当にこの日が来るのか?また延期とかないよね?と半信半疑。

2022年10月5日@大阪城ホール
東京から始まり2ヶ所目、大阪2daysの2日目です。
奇しくもワタクシの誕生日の前日ー!!



大阪城ホール、久しぶりやなー
高校生の頃からよく来たわ。
5人のオフコースの最後のコンサートもシンディ・ローパーもジョージ・マイケルも色々観たんじゃよ…(遠い目)

ライブ自体もコロナ直前のQueen+アダム•ランバート以来!

あまりに久しぶりで(10年ぶりぐらい!)
大阪城公園駅からホールまでの間にオシャレな飲食店が立ち並んでることにびっくり!なんもなかったのに。

16時半開場、18時開演なのに15時頃到着。
いや、でも、すでに人がいっぱいで午前中から人気のグッズは売り切れてるんですよ?どゆこと?
(チケット手に入らなくてグッズだけ買いにきたり、オフ会する人が多いみたい)
とりあえずグッズ売り場へ。

米津玄師のツアーグッズはオシャレで可愛いと評判で、会場に来てる人のほとんどが着てる。
パーカーいちまんえん!Tシャツ4300円!
しかも、可愛いけど若者仕様のオーバーサイズ、ロゴ入り…

ワタクシ、この年になってようやくグッズやノベルティは溜め込むだけでもったいないという境地に辿り着きました。
買っても着ないし使わないからいいや!と思って、
タオルと今日つけるためのラババン(ブレスレット)奮発して2色買いましたー。

ちなみに、着てきたのは以前のUNIQLOコラボTシャツ(笑)
この日のために大事になおしてたやつ。
他にも着てる人がいてちょっとほっとしました。

米津さんのツアー会場にはフォトスポットがあり、みんなそこで映え写真を撮るらしいのですが、すでに長蛇の列。1人だしな。いいや。
人垣の間から隙を狙って撮っとく(笑)
奇跡的に他の人が写ってない!ホントはすごい人でした。


活動10周年記念のオブジェ

開場時間が近づいてきました。
このライブ、チケットは全てデジタル。
入場時にスマホかタブレットのQRコードを受付で提示すると、席の書かれたチケットが発券され、そこで初めて自分の座席がどこかわかるというスリリングな展開。

私は…アリーナ!!
と思いきや、はしっこの後ろの方でめっちゃ遠い😰これならスタンドの方がよかったなぁ。

うわー花道のそば、最高やなー!至近距離やん!!
どんな徳を積めばそこに座れるのか??
でも、来られただけでも幸せ。
同じ空気を吸って歌が聴けるだけでありがたい。

傾斜がなくて見えにくいアリーナで良いところは一体感&盛り上がりと、演出で飛ばされる銀テ(ロゴが入ったキラキラのテープみたいなもん)が取れるかもしれない、ということ。それに期待するしかない。

周りは高校生、家族、男子グループ(男性が予想以上に多い)、老若男女さまざま。
ファミリー席もあるから、小さいお子さん連れも。

後ろの男子大学生たち、「このパーカー、あとどうするん?こんなロゴ入ったの着れへんよな。家で着るんか?」と言ってたけど、それにいちまんえん…すごいわ。
主婦には出せない…ごめんねシブチンで🥲
みなさんのグッズの買いっぷりがスゴイのよ!まさに山盛り買ってるからね。
びっくりしました。
それが推しに積むってことだよね…
若い頃は自分もそうだったからわかる。

人で埋まった会場。ドキドキも最高潮。

で、本編については、とにかく見えなかったので曲やざっくりしたことしか書けませんが、お察しください。

スクリーンに映される、新キャラクターのNIGIちゃんが駐車場に着き、エレベーターを上がったと思ったらステージには米津玄師!!ホンモノ!!

エメラルドグリーンのテロテロのブラウスに黒のパンツ。
細い!背が高い!色が白い!

オープニングは「POP SONG」
「感電」「PLACEBO」(もちろん、野田洋次郎はいない)

うわー!やっぱりホンモノは声が伸びやかでカッコいいよー
照明も幻想的でステキ。
MCになると声が低くてこれまたいいんだ(笑)
昔住んでた大阪。感慨深い。
その頃は城ホールによく来た、と。木村カエラさんとか。こんな話どーでもいいね。
(いや、よくないよ!)

前回のツアーのタオルを持ってきてくれてる人もいるけど…今回からコンタクトにしたので、救命胴衣に見間違うようなミスは決して犯さないので!
(この話、ほんとおかしい!みんな蛍光オレンジ色のタオルをかけてるのを、ステージから見て、なんでみんな救命胴衣つけてるのかと思った米津玄師。)

「迷える羊」(フォートナイトのライブ思い出す)
「カナリヤ」
「Lemon」(鳥肌立つ。やっと聴けた。)
「海の幽霊」(スクリーンに映画のシーンが流れる。映画館で最後にこの曲が流れた時、ホントに美しかった)

「次の曲は最近結婚した友達のために作った曲」
「まちがいさがし」(For菅田将暉)

ギターを持って「アイネクライネ」
「パプリカ」(せりあがったセットに座って歌うのが良い)
薄い発泡スチロール?のお花が降ってくる。
これが予測不能なヒラヒラっぷりで、次の曲で花道に落ちてたのを米津さんが投げようとしても、ヒラヒラと上手く飛ばないんだよね(笑)

MC大意(言葉が違ってたらごめん)
次からは、速い曲です。
でも、無理に周りに合わせなくても自分なりに自由に楽しんだらいい。
周りからとやかく言われてしんどいこともある人生だけど、今夜ぐらいは楽しんで。
つらくても、今日があるから生きていける、って思えるようならいいな。
「楽しい人生を、今夜くらいは」
って、いいよね。俺の今後の人生の標語にしようかな。

「ひまわり」
「アンビリーバーズ」(好き!)
「ゴーゴー幽霊船」(これをライブで聴きたかった!!わーわーわーわー!やりました(笑))
「アリス(漢字でなくてごめん)
「ピースサイン」(これもー!!思いっきりピースサインを掲げました。ここで銀テ降ってきたけど、取れなかった。でも全然いい。)

新曲やります!
「KICK BACK 」(アニメ「チェンソーマン」主題歌。フルコーラスお披露目は今回ツアーの目玉かも)
ここで!米津さん、カメラを持って自撮りー!!
激しく頭をふって前髪全開!両目見えた!(笑)

ここでいったん退場。
始めからみんな総立ち、立ちっぱなしでした。
正直、ぜんぜん見えません(笑)
隙間から思いっきり首を伸ばして時々オペラグラスのぞいてなんとか顔が見えるぐらいで。でもいいんです!

ほどなくしてアンコール。
曲明けの挨拶が、「コニチハ」「コンバンハ」とカタコトの日本語っぽいのは何故?(笑)

「死神」(見えなかったけど、MVのように座布団に座って裸足で歌ってたらしい)
ゆめうつつ」

MC  メンバー紹介
須藤優(Ba)、堀正輝(Dr)、中島宏士(Gt)

中ちゃん「大阪、住んでたね。ヨネと2人で金龍ラーメンの竜の背中に乗って暴れ回ったよね!今日弾いてるのは、その頃ヨネが買ってくれたギターです。」

うちのライブでは中ちゃんがアンコールでなんやかんや喋るのが恒例になってます。
中ちゃんは徳島の小学校からの幼馴染で。

あべのハルカスのてっぺん登ったよね。
まだできてなくて、俺が出ていく頃にできて…
あそこでよくギターの弦とか買ってました。
(近鉄百貨店など入ってるんですよ!私はもう辞めた後だなぁー)
そのギター。おいもギターって呼んでて。
(ピックガードが赤紫色でお芋っぽい。)
金色?金色だったら袈裟みたいだね。袈裟ギター?
(とかそんな話を)

あと2曲です。
踊ってくれてるのはチーム辻本のみんな。

こうやって大勢の人がいてくれなかったらこうやって、できてないわけで。
感謝感激雨あられですよ…。

「馬と鹿(MVっぽい雰囲気)
「M八七」(スクリーンに映るクリスタルが砕けて星になるような演出。美しかった。そして星に帰っていく米津玄師。)

最後はまたスクリーンにはじめのNIGIちゃんが登場して「ETA」にのせて夜の街をクルマが走っていく。

…と、まあこのような感じでした。2時間弱かなぁ。

本当にあっという間の夢のような時間でした。
映像で観るライブもじゅうぶんすごくてステキだけど、ホンモノには敵わない。
どれだけチケットを取るのが大変でも、また必ず生の米津玄師に会いたいと思う。
こうやってさらに入手困難になるんだろうね。

ひとり籠ってボカロの音楽を送り出していた人が、こうして大観衆の前でキラキラ輝いているのはすごいことだなぁ、と思う。(語彙力!)
自分の歌声、一挙手一投足にこれだけの人が酔いしれている、ってどんな気持ちなんだろう、と思う。

コロナ禍でたくさんの人が大変な思いをして、もちろん米津さんサイドにとっても、これだけの大掛かりなツアーを途中でキャンセルしなければならなかったのは、ものすごい痛手だっただろう。
準備してきたアーティストとしての気持ちも辛いものだったと思う。

100%の状況ではまだないにしても、こうしてツアーをやってくれたことは、多くのファンにとって本当に嬉しい。
そして、米津さんにとっても、なんらかのエネルギーになってくれるのならいいな、と思う。

どうかどうか、いつまでも健やかで(栄養と休息をちゃんととって)美しい音楽を作り続けてください。
同じ時代で米津玄師を聴けることを幸せに思います。
ありがとう。
最高の誕生日プレゼントでした!!

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