「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」 伊藤信吾

私が男前豆腐と出逢ったのは　ちょうど１年前でした・・・。
（うわ！ホントに１年前のブログに書いてる！　
　記事は　→　コチラ )

今ではかなり知名度も上がり、普通にスーパーでも売られている、
男前豆腐店の　個性的な豆腐たち。
男前な社長（？）が書いた”男前豆腐”の全て！

「風に吹かれて豆腐屋ジョニー　実録男前豆腐店ストーリー」　（伊藤信吾　講談社）

三和豆友食品から独立して京都に本社を構えた
男前豆腐店。奇抜な商品デザイン、コンセプト。
外見に反した、濃い豆乳がとろりとした本格的豆腐。
そのギャップの面白さ、美味しさが魅力的です。

豆腐屋の商品に名前つけて、キャラ設定して
ストーリーまで考えちゃう、その”調子のり”なところが
すごい面白い。こういうセンス、大好きだー！

”ジョニー”なんか、サーフボードをイメージした
細長い、フランスパンを縦半分に切ったような
パッケージに水色の文字でしょ。
「男」と書かれた豆腐や、”お嬢”と書かれた豆腐。
一体何事かと思いますよね。

先日も、”ねずみ男汁”の時に、
商品のネーミングとインパクトって大事だなーって
書いたんですが、まさにここの商品はそれがポイントですね。

値段も一個300円くらい。
それでも美味しいから、毎日とはいかなくても、
リピートしてしまう。
他とは違った、オモロイことやってやろう、という
ノリがいいなぁ。

会社帰りにスーパーに行くと、もう売り切れてるんです。
（厚揚げ番長や　実録シリーズの３個パックとかは
たまに買えるんだけど）

「頭文字D」や「親切なクムジャさん」で、
映画館でプレゼントされたのもココの豆腐ってことで
もらった方もいらっしゃるのでしょうか。

この本では、試行錯誤の日々や、社長の野望など
語り口調で書かれているので　ささーっと読めます。
キャラ設定の極秘（？）資料も収録。

「世界の豆を固めてみたい」と語る社長。
野望どおり、ニューヨークでジョニーが話題を呼ぶ日が
いつか来るのでしょうか。

というわけで、読んだらやっぱり食べたくなりました（笑）　
今日はジョニーが特売になっていたので冷奴だ！

男前豆腐店　HPは　→　コチラ