「アルティメット」 ノーCG!ノースタント！ノーワイヤー！

ぜーんぜん予備知識なし。
ん？リュック・ベッソン印の映画かぁ・・・。
隣の映画館でやっていた「レイヤー・ケーキ」の
ついでにハシゴで見ることにしました。

「アルティメット」　（BANLIEUE 13 /2004年・フランス）

「YAMAKASI」と「トランスポーター」と「マッハ!!!!!!!!」を足して
３で割ったような映画です。
これらの映画が好きな私は・・・もちろん大好きです！

武術の達人で、ベッソン映画でアクションディレクターなどを
やっていたシリル・ラファエリと
フランスのパフォーマンス集団パルクール
（YAMAKASIのモデル）出身のダヴィッド・ベルが　
ノーＣＧ！ノースタント！ノーワイヤー！で
ビルからビルへ飛び回り、ガチンコ勝負でアクションを
見せてくれるんですから！
格闘アクション映画好きの私にはたまりませんっ！
「マッハ!!!!!!!」のトニー・ジャーもすごいけど
彼らの身体能力もホントにスゴイよ。

2010年パリ。
治安の悪いスラム街B13地区は、壁で隔離されていた。
そこで生まれ育った青年レイトは、ただ1人で悪の組織に
立ち向かい、ドラッグを一掃しようとしていた。
しかし、逆に妹をさらわれ、自らが投獄されてしまう。
半年後、政府のエリート潜入捜査官ダミアンは、
強奪されB13地区に搬入された中性子爆弾の
爆発解除の任務を受ける。
不慣れなB13地区への案内人はレイト・・・
正義のために戦うダミアンと妹を救い出したいレイトが
悪の組織に挑む！

ノンストップ・アクションと、立場の違う２人のコンビぶり。
よくある話ではあるけど、主役２人のアクションがホンモノ
というのがスゴイ！
まるで北斗の拳のような　屈強なならず者相手に
一体どんな結末になるんだろう？？？と手に汗握りました。

掃き溜めのような町でギャングと戦っている男と
国家の治安と法の遵守のために戦う男。
立場は違えど、信じるもの、正義のために戦う心意気は
どこか似た者同士。息もぴったり。
途中からストーリーには無理があったけど、
ラストは、はぁ～スッキリ！って感じでした。

レイト役のダヴィッド・ベルはジェイク・ギレンホール似（？）、
ダミアン役のシリル・ラファエリは
ジェイソン・ステイサム＋デル・ピエロ（笑）って感じで
・・・すなわち私好みです

アクション好き、格闘技好き、ベッソン印の映画好きな人には
きっと楽しめると思いますよ。
思わぬ拾いモノでした！
もっと宣伝してよー！（来日もしてたみたいですが・・・）

「アルティメット」公式HPは　→　コチラ