KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

仙台合宿

2006-08-04 | いろいろ
2006年7月27~30日、全国各地から100人を超えるきのこマニアが集結して、仙台が合宿をおこないました。
関東以西では、そろそろおそい梅雨明けかというころ、
仙台は、梅雨真っ只中というような天候でした。
10~30名くらいのグループにわかれて、あちこちの採集地を歩きました。
まるで、仙台中のきのこを採りつくそうとばかりの勢いでした。

きのこの発生のピークには若干はやいようで、
標高の高いところは、きのこが少なく、平地近辺がねらいめでした。
合宿所より少し標高をかせぐとブナ帯となります。
こぐま見ましたよ。
ラッキー!
動物多かったです。

北海道の白山さんと初対面。感激です。


2006年7月28日 宮城県仙台市


合宿から帰ってくると体重が1キロほど減っていました。
質素な食事とノンアルコールな生活。
きわめて健康的な合宿だったのではないでしょうか。

生活態度が最も悪いと言われた私です。
反省。

なんと、夜の10時半から朝の6時半までは消灯時間。
電気は使えません。おまけに、外に出ることもできない監獄状態。
こんなことでは仕事になりません。
もちろん、私はベッドで寝ることを放棄、テント生活です。
合宿きてる意味ないじゃんとの声も。

撮影のためのストロボは100V電源が必要ですが、野外では発電機を使用しています。
発電機はうるさいので、本当は使いたくありません。
合宿なら家庭用の100V電源が利用できると思っていたのですが、あてが外れました。
合宿所の駐車場で発電機をうならせました。

4日間の長丁場で集中力を維持できるのかという不安はありましたが、
そこそこやれたんではないかと思います。帰ってからの数日間はがたがたでしたが。
腰はちょっときましたね。
夜になると、腰に疲れがたまってきて撮影するのがいやになってきました。

白バック写真は肉体的にも精神的にもつらいものがあります。
きのこは見つけたり、採ったりするまでは楽しいです。
普通はそれでおわりですが、白バック写真はそこからはじまります。
これが、ときめきのないつまらない作業なのです。
可能ならば省略したい工程です。
これを永延とやらなければならいない苦痛、それと孤独感。

私もこんな撮影は、ずっとはやれないんでしょうねぇ。
あるとき、ふとやめてるかもしれません。
それまでは、とりあえずがんばります。